クエスト「アンダー・サールザル」はバニラクエストで、追加modによる変更もありませんので詳しく見ることはやめておきます。ただ、「サールザル」についてNPCとの会話だけでは不明な点が多かったのでちょっと詳しく調べて考察してみました。
とりあえずトルフディル先生と一緒に遺跡に入り、謎のキューブを発見してサボス・アレンに報告するところまでは終わってます。
あっ・・・クリメクから預かった物資、まだ持ってるわ。乾物だし・・・まぁいいか。
サールザル
バニラクエストなので細かく進行を書かずに、サールザルについて調べてみます。会話と書籍(未入手)、ネット上のソースから得られた情報が主です。
そもそもサールザルとは?
サールザルの遺跡の発掘は大学の活動の一環です。その目的は「歴史上使われた様々な魔法の応用を学ぶため」のようです。
サールザルはノルドがスカイリムに定住した一番初めの土地のひとつ、最大の移住地でタムリエルで最も古い人間の街の一つです。
エルフ達によるかの有名な略奪“涙の夜” が起こったこと以外、サールザルで何があったのかは知られていません。
NPCとの会話からではこれくらいの情報しか得ることが出来ません。
Immersive College NPCsを入れたことでサールザルの入口付近で発掘作業に従事するNPCや、サールザル周辺を警備する雷の精霊が増えています。
サールザルの歴史
ここで「涙の夜」という言葉が出てきます。ググってみたらまっさきにヒットしたのが「 増位山 」(元相撲取り)の「涙の夜風」という楽曲動画でした(;’∀’) なかなか良い歌でしたw
このあとのクエストで出てくる書籍ですが、サールザルや涙の夜について詳しく書かれているので引用してまとめます。以下、引用部分は「涙の夜」(書籍)他色々な情報サイトより。
サールザルという名前を覚えていない者は多いかも知れないが、この場所はスカイリムの歴史の中でも有名な場所である。知っての通り、ノルドの定住地として最初にできた場所の1つであり、スカイリムで初めて人間が住むようになった街の1つであり、知られている中では最古となる文明の中心地でもある。
サールザルの歴史を調べるとその時代は「メレシック時代」にさかのぼります。これは紀元前に相当し、詳しい年代はほとんど知られていません。(最も最初のエルフ日付は神話紀2500年。ノルド人はこれを歴史の始まりとみなしています)
伝説によると、同胞団を創設したイスグラモルが最初にスカイリムのブロークン岬の最北端にあるヒサアリクヘッドに上陸したのがメレシック時代の後期。
この場所が現在のウィンターホールド及びウィンターホールド大学の位置のようです。
イスグラモルとその部下がアトモーラ大陸からスカイリムへ上陸した理由は、当時のアトモーラでは年々寒冷化が深刻な問題となっていたことと内戦も激化していたことから、新天地を求めて来たとのこと。
そして最初にスカイリムに上陸したその場所にイスグラモルは「サールザル」を建設しました。
スノーエルフ
イスグラモルが人間という人種で初めてスカイリムに上陸した時、スカイリムには先住民「スノーエルフ」が暮らしていました。
純粋なスノーエルフは、スカイリムではほんのわずかな生き残りが見られる(忘れられた谷)だけですが、地底で暮らす狂暴なファルメルはかつてスノーエルフであったと言われています。
スカイリムに上陸したイスグラモルたち人間と、先住民のスノーエルフの関係はしばらくの間平和的でしたが、エルフの尺度から見て短命な人間は、短命であるがゆえに肉体的成熟が早く繁殖サイクルも早かったため、タムリエルの生態系の安定性を損なう災いをもたらす侵略的な人種とみなされるようになります。
こうして人間とスノーエルフの紛争が勃発してしまいます。
「涙の夜」事件
紛争は急速に増加するノルドの人口と領土と資源の支配権をめぐる争いに関連していた可能性があり、両者は明らかに相手の完全な破壊を追求しているように見えて駆逐戦争という形をとった。
お互いの人種の「駆逐戦争」。もうこれは悲惨な結果を招くに決まってます。
「涙の夜」と言われるこの事件は、スノーエルフによるサールザルの徹底破壊です。
これにより都市サールザルは略奪、破壊され、住人のほぼ全てが命を落としてしまいました。
この襲撃を辛くも逃れ生き残ったイスグラモルと二人の息子はアトモーラ大陸に逃げ落ちます。
イスグラモル、スカイリムに帰還
この人間の敗北は、人類(エルフ以外の人間型種族)を結びつける力に変える機会となりました。
イスグラモルは数年以内のうちに、アトモーラの内戦の英雄たち500人を集めてスカイリムに帰還しスノーエルフを打ち倒しタムリエルで最初の「人間による帝国」(ノルドの王国)の基礎を築きました。
このときの500人の英雄たちが、ホワイトランに本拠地を置く「同胞団」の始祖です。
もう一つの理由
これらはすべて良く知られている事だが、他についてはほとんど知られていない。サールザルの壊滅時、涙の夜には何が起こったのか? 何がエルフをあのような計画的な激しい攻撃に駆り立てたのか、そして何が原因でノルドはあのような凄まじい反撃をしたのか?
後年、「涙の夜」やサールザルに関する帝国の報告書が出て考察されているように、人間とスノーエルフの紛争にはもう一つ大きな理由があったと考えられています。
ノルドは街を建てる際に地面の奥深くに何かが埋まっているのを見つけた。彼らはそれを埋めたままにしようとしたが、エルフがそれを知り、自分達の物にしたがった。だから彼らはサールザルを始末したのだ。つまり、彼らの目的はノルドを追い出す事ではなく、自分達のためにこの力を確保する事だったのだ。私はイスグラモルはエルフがサールザルの下で見つけるだろう物について何か知っていて、それがエルフの手に渡らないように仲間を結集させたのではないかと思う。そして、ノルドが再びスカイリムを支配すると、この力は地面の奥底に埋められ封じられた。
この「地面の奥深くに埋まっている何か」とは、もちろんクエスト「アンダー・サールザル」で発見するあの謎のキューブ「マグナスの目」。
この内容だと、イスグラモルはたまたま上陸した場所に人間の暮らせる街「サールザル」を築いたのだが、その建設中に地中に埋まる強大な力を持つ「マグナスの目」を見つけてしまったことになります。
なんて間が悪いんでしょう・・・・・・。
しかしこの「マグナスの目」がいったいいつからそこにあり、誰によって造られたものなのか詳細は不明のままです。
書籍「涙の夜」では、
イスグラモル(ノルド)が「マグナスの目」を見つけてその力を恐れて埋めたままにしようとしたのを、スノーエルフがその情報を嗅ぎつけて奪い取ろうと襲撃に及んだ
と書かれていますが果たして本当にそうだったのでしょうか。
人間(ノルド)が移住するずっと前からスカイリムで文明を築いていたのはスノーエルフです。
もしかしたらスノーエルフはすでに「マグナスの目」の存在を知っていたということはないでしょうか。
確かに、「サールザル」という地底都市を築かなければ発見はされなかったものかもしれませんので、スノーエルフがはっきりと「マグナスの目」を認識していたかどうかは定かではありませんが、
「あの土地には何か不思議な力がある、あそこでしばらく寝転んでいると腰痛が治るぞ」
「うちのばあちゃんもあそこに連れて行ったら膝が良くなって走れるまで回復したよ」
なんてスノーエルフたちの間では「神秘的な土地」として認識されていたかもしれません。
それを間の悪いイスグラモルが(決して嫌いじゃないですよ、同胞団好きですし)、その場所に「サールザル」を建築し始めてしまい、「やべぇぞ、神聖な土地が汚される」とスノーエルフはソワソワしていたのかもしれません。
結局、イスグラモルたちは「マグナスの目」を見つけてしまいますが、すでに人間とスノーエルフの間が平和的ではなくなっている情勢の中、人間が「マグナスの目」を使ってスノーエルフを滅ぼそう、もしくは優位な立場に立とうとするかもしれないとスノーエルフ達が考えてもおかしくありません。
そう考えると、スノーエルフがノルドからマグナスの目を奪う、のではなく、マグナスの目を守るためにノルドを追い出したかった、と考えることもできるかと思うのです。
しょせん「涙の夜」は人間側の史観で書かれている本ですから、スノーエルフを悪者にしてしまえば歴史も正当化されます。
結局、スノーエルフを打ち倒し破壊され尽くしていたとはいえ「サールザル」を再び奪還したイスグラモル達は「マグナスの目」を封印するので、いかにも「最初から埋めようとしていた」という構図が出来上がってしまいますが。
時間の経過によって事実は分からなくなってしまったが、その時間こそがこれらの真実を明らかにしてくれると願っている。サールザルを再び突き止め、失われてしまった物を見つけるために、あらゆる手を尽くすつもりだ。
こうして現代に発見されてしまう
サールザルの中にある封印は「サイジック会」によって張られたもののようで、うっかり封印を解いてしまってサイジック会に怒られるはめになるのですが、あんなにヤバい物を封印しておくならもっと厳重に封印しておいてくれれば良かったのにと思います。
そもそもトルフディル先生がこんなところに課外授業に連れてこなければ・・・とブツブツ文句を言ったりして。
ここにこそあの所在不明のウィンターホールド大学在籍考古学者「セプティマス・シグナス」がちょっとでも登場して欲しかった。
勤勉の間、居住区入れ替え後
行方不明の研修生たちが全員亡くなっていたことが判明したため、彼らの部屋は片付けられて新しい研修生が入学し居住区として割り当てられたようです。(設定が細かい!)
事故物件とまではいかないかもしれませんが彼らは前の居住者の事情(全員、謎の死を遂げている)を知っているのでしょうか。
まだ掲示板には「行方不明の学生」のメモが貼られたままなので読んでいるかもしれません。
ということで勤勉の間1階の構内図更新と新入生をまとめておきます。
1.カサンドラ・アタラックス(元ボルビルの居住区)
2.エスティヨン(元ルンディの居住区)
3.ドレイバ(元イスラ・スージョの居住区)
子どもかと思ったら声は「アハカリ」でした。
4.アグロア・ムグク(元イラス・テイの居住区)
こちらは長身でスタイル抜群、美人のオークさんです。この人が魔法を極めたら仲間にしたいですw
5.裏理事長、6.ミラベル・アーヴィン は変わらずです。
まだ4人の失踪の謎が解けていないのに大学も利益優先?いや、特に入学金も授業料も払っていないのでそうでもないか。
スカイリムで唯一、魔法を教えてくれる大学なので・・・、あれ?そもそも他に大学も高校も、義務教育すら何もないね。
そういえば子どもたちは学校に通っている様子がまったくない。まだ中学生にも満たない子たちが農場で働いていたり街で物乞いをしていたり、どうなってんだろう今更ですが。
modを作れる能力があれば各街に学校でも作りたいんですが私にはまだそんな能力はありません。
せめて各ホールドの聖堂の一部を教室として開放するとか。そんなに子供の数も多くないから充分学べるスペースはあると思うんですけどねぇ。
とりあえずちょっと目的とは違いますが、このmodを途中導入しました。気にし始めたらなんとかしないと落ち着かないので・・・・・・。
Dragons Keep SSE
ここは学校ではなく孤児たちが入ることができる寄宿学校という設定になっています。
何度か使ったことはありますが子どもに話しかける時の言葉とか、いまひとつ使い方がわからないこともあって普段は入れていません。
翻訳も兼ねて使い方をしっかりと覚えたら子どもたちに声をかけようと思います。
「子供の学校」が出来ました・・・、と自分を納得させて先へ進みます。
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