LotDの攻略を再開します。過去動画を見ながら、再プレイもしながらの長い道のり(-_-;)

【スカイリムSE】プレイ記録:36 首長一家に腹を立てる

 せっかく復興したウィンターホールドですが、首長にまったくやる気が見られません。

 ファルクリースのシドゲイル首長もそうとうなろくでなしですが、まだこうやってぐちぐちとネガティブ発言を繰り返すウィンターホールド首長よりはまともに見えてきます。

 この首長の依頼を受けないとウィンターホールドの従士になれないので、ここは我慢して「兜」を探しに行ってきます。

首長コリールからの依頼

ウィンターホールドの兜が眠る地に関する情報を耳にした。第一紀に、ハンセ首長がかぶっていた兜だ。ハンセはスカイリム上級王になることになっていた人物だからな。これさえあれば、他の領地の注意をひき、少しは権威を得られるだろう

 ここでコリールが言っている「ハンセ首長」とは第一紀にウィンターホールドを治めていた人物です。

 第一紀とは「涙の夜」で見た、イスグラモルが初めて人間としてスカイリムに上陸した後に始まった時代で約3000年ほど続いたとんでもなく長い時代です。

 

 首長コリールが話している内容に関することが、用語集にきれいにまとめてくれてあるので引用させて頂きます(これは「ボルガス」という上級王の項目に書かれた内容です)

第一紀300年代、首都ウィンターホールドに君臨したスカイリム上級王。
後述の理由により、イスグラモルの血を引く最後の王となる。
ハラルドがスカイリムを統治してから彼の代までにスカイリムは全盛を極めたが、第一紀369年にボズマーの狂人ハンター“ワイルドハント”の集団がボルガスを殺害してしまう。
召集されたムートは次代の最有力候補を承認せず、これによりスカイリムは長きにわたり継承戦争と呼ばれる内戦時代に突入する。
ボルガスは尖った王冠と共にコルバンヤンドに埋葬されたが、内戦の混乱でほとんどの記録が消失し、彼の墓であることは忘れ去られてしまう。
継承戦争は第一紀420年に隻眼のオラフが上級王になることで収束したが、この内戦によりスカイリムはハイロックとモロウウィンドの領土を失った。

 この中の「次代の最有力候補を承認せず」の、「最有力候補」こそがまさにコリールの話に出てくる「ハンセ首長」です。

 「ムート」とはゲーム中でたまに会話に出てくる言葉ですが、歴史上ではすでに第一紀に創設されています。

 第一紀当時すでにスカイリムはホールドに分割されていました。(ホールドとは”要塞”と言う意味になるかと思いますが、”地方”みたいなものです)

 ムートは各ホールドの代表者から構成されていたのは現在と同じで「王家の中から次の王を選ぶ」というシステムはこの頃にすでに出来上がっています。ただ、当時のムートは党派的で無力なシステムだったため、「次代の最有力候補」を承認できなかったということのようです。

 ハンセ首長は有能だったが王家の血を引いていなかったので承認されなかったということなのでしょう。

 

 結果としてハンセ首長が王に承認されなかったことにより、「継承戦争」という内戦が起きてしまいます。この戦争でスカイリムはハイロック、モロウィンド、シロディールの領地を失うこととなり現在に至るまで取り戻すことができていません。

 これ以来、ムートは「王が直接の相続人を持たずに死亡した場合にのみ招集される」ようになり、

「上級王はすべての支配者で“ムート”と呼ばれる特別に招集される全首長の議会で、明らかにスカイリムの上級王としてふさわしい首長の1人が選ばれる。もしくは、理論上選ばれることになっている。」(書籍:「スカイリムの統治」より抜粋)

 と言う形になったようです。

ネガティブ発言の首長

 現ウィンターホールド首長コリールは、口を開けば奥さんと大学の悪口を言い、かつてスカイリムの首都だったウィンターホールドが大崩壊で見る影もなくなり(modで復興しちゃいましたがw)、過疎化の一途をたどっていると嘆いてばかりで、昼間から向かいの宿屋で酒を飲んではくだをまいているダメな首長です。

 かつて、王に選ばれるかもしれなかった「ハンセ首長」がかぶっていた兜を手に入れられれば、他のホールドもウィンターホールドを見直すだろうなんて、他力本願本末転倒。

妻もネガティブ

 これが例えば、首長の妻のタエナがすごくできた女性で

「あんた!大学や魔法使いのせいばかりにしないであんたがウィンターホールドの一時代を最初から築くくらいの度量を見せなさいよ!」

 くらい夫を怒鳴りつけてくれれば気持ちいいのですが、夫と一緒になって愚痴るばかりです。

コリールなら、大学さえなければみんな丸く収まると言うでしょう。私も同感です。大学さえ建たなければウィンターホールドは繁栄したかもしれません。

 だいたい首長官邸のこの寝室に閉じこもり飲み食いしながら座ってます。

 大学に首長夫人として直接対話をしに行くこともなければ、外に出かけて街の住人との交流すらしていません。

 しかしなんでこうも首長と妻は大学を目の敵にしているんでしょうね。大崩壊は大学の魔法使いによってい引き起こされたと思い込んでいるからでしょうが、それにしても口を出てくる会話がすべて大学の批判ってのも偏りすぎのように思います。

息子アッシュール君に捧げる

 息子のアッシュール君は、お父さんが首長の座から降ろされて優雅な生活(ここでは大して優雅に見えませんが)から一転、人生を転げ落ちてしまうことになりかわいそうですが、彼はまだ若いのでこれを糧に人生を再出発していずれお父さんの無念を晴らすべく立派な首長に返り咲いてやるくらいの気概を持ってくれることを大いに期待して、わたくしのあいさつにかえさせていただきます。

 ご清聴ありがとうございました。

兜を取り戻す

 首長が兜の所在の噂を聞いた「難破したプライド・オブ・テル・ヴォス」号に来ました。

 テル・ヴォスとはモロウィンドにある街の名前らしいです。いったいなぜこの船の中にウィンターホールドの兜があるのでしょう。謎です。

 

 船の中の宝箱に「ウィンターホールドの兜」が入っていました。数千年前の兜のはずですがこの状態です。果たして本当に由緒ある兜なのかどうか怪しいものですが首長が信じているのでこれでいいとしましょう。

 この船でもう一つ重要なアイテムを見つけました。

 これはリフテン市場で屋台を開くブラン・シェイの生い立ちに関係するアイテムで、ブラン・シェイからクエストを受注すると探しにくるモノです。

 先に見つけてヤバかったかなぁと思いましたが検索してみたところ大丈夫そうでした。

 ブラン・シェイは私の好きなNPCの一人なので、今度リフテンに行った時には話しかけてこの日記を渡してあげようと思います。

 

兜を返す

 コリール首長に兜を返しました。あとはウィンターホールドの街の人々を助けてあげれば従士に任命してもらえます。


 メインクエストから派閥クエストまでたくさんのクエストがあり、クエストラインがどう絡み合うのか重要なポイントがいまひとつ理解できていません。

 まだハイフロスガーにも上っていませんが、内戦クエストを始めてドーンガードも進めてでもあれがこうなってあぁなるから、むむむ?みたいな混乱です。

 内戦クエストは慎重に進めて平和協定に持っていきたいので、色々と調べてうまく運べるように進めてみたいと思います。

 次回はウィンターホールドの街の人々のお願いを聞いて従士になるまで頑張ってみます。

 当たり障りのないところで。

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