いまのところヘルゲン・リボーンではクエスト「深刻な事態」が根幹にあり、そこに次々とクエストが追加されていく形をとっているようです。
「深刻な事態」は、「マーカスをヘルゲンまで護衛する」から始まっています。
では、前回の続きで24時間経ったのでマーカスに会いに行くところから開始。
マーカスに会いに行くと、ヘルゲン砦の中にヴァルと帝国軍装備を着た手下2名(ファルコ、シエナ)が待っています。
クエスト「交渉」
そもそもヴァルが「ハッツの番人」と称してスカイリムで活動するようになった理由が明かされます。
ヴァルたちがヘルゲンに来たのは、サルモールのスパイをする(なぜサルモールを敵対視しているかは、前記事のとおり)ことに加えて、ヘルゲンの南でサルモールが新たな活動(古い砦を、タロス信者を捕まえた監獄にしている)の情報を得たから。
ヴァルは約2週間前に密偵として信頼できる部下「コルスト」を送り込んだが、連絡が途絶えてしまった。
シロディールからスカイリムに来て、ここ「ヘルゲン」をコルスト救出作戦の基地にしようと考え、山賊を始末して占拠しました。
今回のクエストの目的は、コルストの安否確認と救出 です。
作戦の概要
「尋問のためにコルストをヘルゲンに移送する」というエレンウェンからの命令(偽造文書)を携えた帝国将校のふりをして潜入を試みます。
差出人のエレンウェンは、ゲームオープニングでヘルゲンに居ましたし(実際に見ることは視線の方向にもよるけど、会話の中に出てきたはず)、メインクエストの「外交特権」でサルモール大使館に入った時に最初に出迎えてくる猜疑心の強そうなエルフ。
下の過去記事のエレンウェンと今回のエレンウェンの顔がちがってますが、美化modがそれぞれ違うからです。
なにはともあれ「文書」はこれで良しとして、今回の作戦にヴァルの手下2名が同行するのは「帝国の捕虜移送は3人一組」がデフォルトということで、帝国装備の二人が同行するんですね。
また帝国軍将校の役を演じる私には、アルタンと言う者が付呪をしてくれた「帝国軍将校の鎧」(話術スキル+15)が与えられます。これで少しでも交渉を有利に進められるはず。
監獄に向かう前に
コルストが捕えられている監獄の位置は、マーカスが地図に印をつけてくれるのでマーカーが出ます。
地図の赤枠の場所「サルモール監獄」。
ヘルゲンから近いです。(だからヘルゲンを拠点にしたんでしょうね)
さてすぐにでもコルスト救出に向かいたいのですが、modのコメント欄を読むとこの辺りからちょいちょいバグが発生しそうです。
ここではコメント欄に書いていただいてあるバグ回避オススメ方法、
MODのNPC(カスタムフォロワー)以外は同行させない
で進めてみました。
つまり、通常フォロワーのNPC(リディアとか)と別れてから出発しました。
こちらのプレイプロファイルではイニゴ(カスタムフォロワー)を導入していないので、完全に単独(ファルコとシエナはもちろん同行します)でクエスト「交渉」を進めました。
結論から言うと、バグが発生することなくクエスト「交渉」は完了しています。
念のため、この時点でクリーンセーブをして進めたほうがいいかもしれませんね。
サルモール監獄
サルモール監獄に入ると、オロナールと言う男が出迎えます。
ここでヴァルから預かった帝国軍将校の鎧を着ていないと戦闘になるようです。
オロナールに移送命令書を渡しますが、彼では判断がつかないと上司のハリンディルに相談に行ってしまいます。
青色は翻訳ファイルのまま、赤色は私が翻訳。
オロナール:エレンウェン第一書記ご自身からの捕虜移送命令を携えた使節が来ています。いかがいたしましょうか
ハリンディル:うーん、これは正式なものにみえるが・・・、これは私に任せてくれ。一緒に来い。
ハリンディル:申し訳ないが、捕虜移送に関するいかなる命令も受けてはいない。現時点では捕虜を解放することはいたしかねる
ストームクロークだったり内戦のクエストラインを始めていない場合は、プレイヤーが帝国軍将校であることを疑ってきて会話が長くなるようです。
私:私は帝国軍将校であり大使館の特使だぞ(内戦)
ハリンディル:ああ、聞いたことがある。この内戦で英雄と呼ばれているみたいだな。だからお前を見ても殺さなかったんだ
次のハリンディルのセリフの翻訳が難しいです。
翻訳原文は、
さて、日光浴を楽しんでくれ、帝国軍人さん。じきに吸血鬼の活動時間になる。人間の支配はもうすぐ終わるよ
私の苦し紛れの翻訳は、
さて、陽の光の中で現状を堪能してくれ、軍人さん。あなたの栄華はすぐにくるよ、人の世ははかないものだ
原文:Well, enjoy your time in the sun Legionnaire, your time will come soon enough. The reign of men will soon be over.
私:脅しているつもりか? 一度しか警告しないぞ
ハリンディル:
それとも何だ?応じろと言うのか?はい、はい、わかってるよ。いいだろう ここは移送の回転ドアのようだな。囚人たちが出たり、入ったり。弱い人間なら気が狂うかもよ。
エランディルが帰ってきても満足しないだろうな。 しかし、彼はエレンウェンに相談しなければならないのでは?
さてと、オロナールが囚人のところに案内する。だが、グズグズするなよ。囚人を連れて出て行ってくれ
ここまで会話を進められたら、「交渉」クエストのオプション
コルストを穏便に解放するよう交渉する
が完了します。
会話や説得に失敗するとおそらく戦闘が始まり、クエストオプションは失敗に終わるんでしょう。
オロナールのあとについていきコルストを救出する
オロナールについていかなくても、ところどころで待っててくれるのでじっくりと砦内を散策できます。
お宝はありませんが、本を集めている人は探して回るとレア本を入手できるかもしれません。
ちなみに私のプレイでは以下の本を入手できました。
「射手の訓練」(弓術スキル書)、「フローミルの歌」(両手武器スキル書)「戦いの第一公会議」(LotD展示可)など
先に交渉が失敗して戦闘になっている場合、ハリンディルを倒すと鍵を持っていますので回収すればどの扉からでも「サルモール監獄下層」に入れます。
拷問官ゲイノールがコルストを拷問しているのを見つけます。
ゲイノールは「拷問を続けたい」と主張しますがオロナールが説得してくれ、さっさとコルストの拘束を解いて去ったほうがいい、と内通者のような協力を見せてくれます。
コルストの手の辺りの拘束具を外して助けてあげましょう。
解放されたゴリラのように見えますが、コルストです。めっちゃ強そうです。
コルストの拘束を解いたあとに、拷問官ゲイノールに話しかけちゃうと・・・、
襲い掛かってくるので結局戦闘になり、15人の敵を倒さないと脱出できなくなります。
協力・・・といってもダマしたからなんですけど、オロナールも倒すはめになるのでちょっとあとあじ悪いです。
コルストはいつの間にか装備を整え、両手武器でガシガシ戦闘に加わってくれます。予想通り強いです。
残りの敵が居る場所にマーカーが出ているのですべて倒して脱出します。
砦、脱出
無事に脱出するとすぐに、コルストやファルコの笑い声が聞こえてきます。
この「笑い声」が聞こえて、会話が始まっていたら正常にクエストが進行したと判断できるようです。
ここでNPCたちが固まって進行不可になってしまうバグがあるようなのですが、それを回避するために上述した
MODのNPC(カスタムフォロワー)以外は同行させない
が重要になるんですね。
私は無事にこの方法で、進めることができましたのでご参考までに。
コルストの得た情報
ヘルゲン砦に到着し、ヴァルのところへ救出したコルストを連れて行くと会話が始まります。
コルストが砦内で得た情報をまとめると次の通り。
- 「司令官」(エランディルのことかな?)は一度も砦には現れなかった。トールマスト亭に入り浸っているらしい
- 牢屋はたくさんあったが、コルスト以外の囚人たちは、捕まってもすぐにどこかに連れていかれた(拷問などされてはいなかった)
これは、ハリンディルのセリフにもありました。それとも何だ?応じろと言うのか?はい、はい、わかってるよ。いいだろう ここは移送の回転ドアのようだな。囚人たちが出たり、入ったり。弱い人間なら気が狂うかもよ。
- 囚人の中には女・子どももいて、子どもたちは山賊に売られると護衛たちが話していた
ヴァルはこれらの情報をもとに、探りを入れてみるようです。
以上、クエスト「交渉」は終了です。
フォロワー:シエナ
ヴァルたちとの会話を終えて砦を出ようとすると、シエナが話しかけてきます。
今後は、シエナをフォロワーとして雇えるようになります。
シエナは独自の会話を持っていたり、服の着替えのコマンドがあったりとなかなか面白いフォロワーですが戦闘で考えると可もなく不可もなくといった感じ。
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