今回の標的は、ペニトゥス・オクラトゥスのガイアス・マロ。
父のマロ将軍から、
皇帝のスカイリム訪問に備え、各都市の警備体制を視察せよ
と任務を与えられた男だ。
標的を殺し、偽の手紙を遺体に仕込むのが私の任務。
息子の死と裏切り(仕組まれたものだが)により、マロ将軍は動揺して警備体制にほころびが出来る。
そこを突いて皇帝を暗殺するのが最終目的だ。
いずれかの街中で標的を殺すことで、噂は大いに広がると考えられる。
私とイニゴは標的:ガイアス・マロを尾行して、どこかの街に入った時点で仕掛けようと考えていた。
しかしこの標的が、なかなか街に入らないのであった。
ネタバレ注意願います。
安全の侵害 中編
手の掛かる男
スケジュール通りに行動しない標的に、私とイニゴは戸惑いを隠せませんでした。
今日は水曜日。マロ将軍が息子のために組んだスケジュールによると、リフテン視察の曜日です。
ところが、標的はソリチュード界隈を迷うことなく歩いています。
イニゴ、彼の行動をどう見る?
さっぱりわからん。もしかしたら、偽の予定表を掴まされたのかもしれんな
そういえば、やけに無防備に置いてあったな
あぁ、持って行ってくれと言わんばかりだった
くそっ。けっきょく尾行を続けるしかないってことか
イニゴと小声で話しながら尾行を続けていたら、怒声と剣の音が聞こえてきました。
何が起きたんだ!!と、急いで近づいてみると、海辺に近づき過ぎた標的が、三匹のホーカーに囲まれています。
ホーカーごときにやられないだろうと静観していたのですが、マロ君はホーカーを倒しきれずに、うずくまってしまいました。
なぁ、リンクス。ヴィーザラの助言を覚えているか?
「ペニトゥス・オクラトゥスを調べてみたが、奴らは高度に訓練された有能な戦士だ。油断するなよ。」だったな
あいつは、その「ペニトゥス・オクラトゥス」で間違いないよな?
・・・・・・そのはずだ
暗殺のターゲットになっている標的に不死属性はついていないのでは?
万が一、標的がホーカーに殺られてしまったら、闇の一党の面目は丸つぶれです。
マロ将軍も、「息子さんは海でホーカーに殺されました」なんて訃報は聞きたくないでしょう。仕方がないので、標的に気づかれないように弓でホーカーを倒します。
もうホーカーに仕事振っちゃう?
闇の一党にスカウトしよう。新人ホーカー1号~3号の誕生だ
ホーカーの襲撃から難を逃れた標的は、海を泳いで渡り離れ小島に上陸しました。
あの小島にペニトゥス・オクラトゥスの秘密基地でもあるのか!?
と、期待を込めてみたものの、すでにホーカーの敵対赤丸印が見えています。
嫌な予感がします。
島の向こう側に降りた標的が、今度は4匹のホーカーに囲まれていました。
必死に戦っているようですが1匹すらも倒すことが出来ず、形勢がどんどん不利になっていくのを上から眺める私。
ホーカーが5匹に増えてしまい、見ていられなくなった私は再び標的を援護すべくホーカーを倒していきます。
なぁ、リンクス。バカなのか?あいつは
はっきり言わないでくれ・・・・・
我々の援護により再び難を逃れた標的は、暫く海に潜ったり浜辺を歩いたりした後、姿が消えたと思ったら、海峡を挟んだドーンスター西辺りへファストトラベル?!
急いで海を泳いで陸地に上がると、今度は前方上空にドラゴンが現れました。
おい、どうする!!間に合わないぞ!!
頼む、ドラゴン!見逃してやってくれ!!
私の願いも虚しくドラゴンが怒りのブレスを吐いてしまいます。ホーカー1匹すら殺せない標的がドラゴンに勝てるはずがありません。
あれ??もし標的が死んだら画面の上に「完了:ガイアス・マロを暗殺する」みたいなメッセージが出てくるはずですが。
急いで近づいてみると、テクテク歩く標的と、フロスト・スパイダーの死体。
ドラゴンは何故か飛び去っています。
ホッ・・・
ホッ・・・
ん?!ドラゴンが標的を救ったのか!!
標的のためにフロスト・スパイダーを倒したというのか!!
俺たちはとんでもない男を相手にしているのかもしれないぞ
いや・・・それは、ない
待ち伏せ作戦
さすがにこれはおかしい。もしかしたら、こうして後を付け回しているから、標的は警戒して街へ入ろうとしないのではないだろうか?
(翻訳:付け回すと街に入らないバグなのではないだろうか?)
せっかく「予定表」を持っているのです。標的の行動は把握できています。(偽の予定表を掴まされたと言う線はきっと無いでしょう)
作戦を変更し、先回りして標的を街中で待ち伏せすることにしてみます。
ウィンドヘルム、現れず
火曜日 街の出入口を監視できる「キャンドルハース・ホール」前で張り込むも標的現れず。
リフテン、現れず
水曜日 「ビー・アンド・バルブ」付近で張り込むも標的現れず。
マップを見ながら動きを確認していると、どうやら標的は街の近くまでは近づくものの、街には入らずに遠ざかっていくという繰り返しになってしまいます。
決戦の木曜日
ホワイトラン
念入りに服装まで変えて、ウィンドヘルム、リフテンと張り込んできましたが、標的を捉えることはできません。
ホワイトランに望みをかけ、イニゴには露天商に化けてもらい標的を待ちます。
待ち続けること約10時間、ホワイトランに夜が訪れます。
ホワイトランもダメだったか、と思い始めたその時です。
バナード・メアで確認
標的の位置を確認するべくマップを開いてみると、なんとホワイトランの宿屋「バナード・メア」にマーカーが付いています!!
イニゴ!奴はバナード・メアだ!!
なに?いったいいつの間に!
この際、経路はどうでもいい。とにかくここを逃したら、もう、めんどくさい!!
激しく同意、なんなら俺に命令してくれ
宿屋へ行くぞ!
私とイニゴは殺意をギラギラさせて、バナード・メアに入りました。
そこにはベンチに座ってパンを食べる標的の姿が。
しかし、視界に入るだけで衛兵3名、傭兵1名。
隣の衛兵は目の血走った私をあからさまに警戒しています。
もう時間も遅いので標的はこの後、バナード・メアに宿泊するはず。
予定表にも、ホワイトランの宿泊先はバナード・メアに指定されています。
トゥルダス(木曜):ホワイトラン、ドラゴンズリーチ、夜はバナード・メアで食事、睡眠
イニゴ、奴が寝入ったら決行だ
オーケー、相棒
立ち上がったぞ!奴が部屋に入ったら決行だ
オーケー、相棒
イニゴ、奴が寝入ったら・・・
出口に向かってますよ、相棒
イニゴ、奴は眠らない男だ。もう殺る。
オーケー、相棒。正解だ。
いろんな意味で限界でした。
標的は父の言いつけを守らず、バナード・メアに宿泊することもなく宿屋を出てしまいました。
もうこの後の行動はどうでもいいです・・・・・・、一歩たりともホワイトランから出させない強い殺意(決意)で決行しました。
さようなら、偉大なる徘徊者:ガイアス・マロ
忘れずに「偽の手紙」を入れてようやく任務完了です。
奇跡的に目撃者は居ませんでした。
ガイアス・マロを告発する手紙とは、標的:ガイアス・マロを皇帝暗殺に協力する裏切り者にでっちあげる偽の手紙。
皇帝が到着したら予定を知らせ、すべての扉を解錠し、各警備がタイミングよく持ち場を離れるよう手筈するので、あなたの部隊(ストームクローク)で襲撃してください。約束の報酬を忘れずにちょーだい。
みたいな内容が書かれています。
ガイアス・マロから「ヴァンウルフ」と言う人物宛に書かれた形式になっています。
「ヴァンウルフ」とはストームクロークのようですが、何者なのかは不明。架空の人物かな?偽の手紙だし。
聖域の混乱
思いがけず時間がかかってしまった今回の任務。
報告すべく聖域に戻ると、とんでもない事件が発生していました。
シセロがやりやがった!?
引っ張りますが、後編に続きます。一気にシリアスな雰囲気になりますし。
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