ドラゴン復活の謎の鍵を握る男、ブレイズの頭脳エズバーン。
アドベンチャーゲームとかだと、このシーンでは「エズバーン」ではなく「謎の老人」なんて名前表示になっていることありますよね。
主人公の背が低いためか、ドアののぞき窓からエズバーンの顔がしっかり見えてます。
エズバーンを探せ
ブリニョルフに情報提供を持ち掛けたのですが、説得に応じず・・・・・・。盗賊ギルドの入団テストを受けないと話が進まなくなっちゃいました。
ブリニョルフめ・・・。仲間になれば頼りになる兄さんだけど、敵に回すと厄介な男です。
ブリニョルフは盗賊ギルドの入団テストをこちらが承諾するまで、昼間は市場で怪しい薬の行商をして夜になるとここビー・アンド・バルブで食事も睡眠もとらず過ごすという、なかなかしんどい生活を送っています。
このプレイでは盗賊ギルドに加入することはないのでずっとこのままなのか。悪いなぁ、ブリニョルフ。
キーラバから「ラグド・フラゴン」に行ってみたら?とアドバイスを貰えます。
さっそく向かってみましょう。リフテンの住人はそれぞれに癖があってやっぱり楽しいです。
じっくり探索したのでほぼ全員の素性がわかるからかも。
ラグド・フラゴン
この時、ラグド・フラゴン内に居た盗賊ギルドのメンバーのうち、酒場のヴェケルをのぞいて唯一、エズバーンのことを聞けるディルジも、説得に応じません。
盗賊たるもの、これくらい口が堅くないとな・・・・・・。今はめんどくさいけど。
くっそぉ・・・ヴェケルまでも説得に応じません。私の話術スキルが低いからなんですけど。
賄賂を贈れば話してくれますが、しゃくにさわるので薬を使って話術スキルを上げて再チャレンジです。
この時の私の話術スキルレベルは50。デイベラのアミュレット+15、ポーション+12で27底上げして、ヴェケルに再び話しかけます。
ふふふっ、成功です。話術スキルも51に上がりました。
ヴェケルから、「老人」はラットウェイ・ウォーレンズに潜伏しているとの情報を得ます。
誰かが食事を運んでいるようだ、とのことですがいったい誰がエズバーンの潜伏に協力してるんだ?
また、「老人」を探している者が他にも居ると教えてくれました。サルモールにちがいありません。
サルモールがやる前にエズバーンを見つけられれば良いが。
そうだね、急ごう!
ラットウェイ・ウォーレンズ
ラットウェイに入るとサルモールが襲ってきました。やはり彼らもここにたどり着いていました。タイミングが良過ぎますが( ;∀;)
サルモール・ウィザード一人と、サルモールの兵士2名が襲い掛かってきます。
私の魔法スキルが高くなってから、戦闘中にイニゴがこんなことを言うようになりました。
俺だったら逃げるね。我が友は強力な魔法使いだからな!
私の成長につれてこんなセリフを言ってくれるようになるイニゴ。イニゴと一緒に生死を共にして戦ってきたことを実感します。
ちなみに、ちょっと見えづらいですがサルモールの兵士の遺体から、モヤモヤ~っと金色の煙みたいなのが立ち昇っているのが見えますでしょうか?お腹の辺りとか、膝の辺りとか。
この光が出ている遺体に対して「アーケイの儀式」を行うことができます。「アーケイの儀式」を行うとアーケイとの絆が増えて信仰心が増えていきます。
これまで見てきた限りでは、この光が出るのは完全にランダムのように見えます。
エズバーン発見
エズバーンは何重にもロックしたドアの向こうで警戒をしていますが、デルフィンの話題を持ち出すと警戒を解いてくれて、招き入れてくれます。
デルフィンの生存を喜びながらもアルドウィン復活の危機で世界はもうお終いだ!と嘆いていますが、私がドラゴンボーンだと告げると「望みが出てきた!」と喜び急いでデルフィンに会いに行こうと荷物をまとめ始めます。
エズバーンと話すと「アルドウィン」がどれだけの脅威なのかが分かってきます。
今頃もう望みはないと気づいていると思っていたのだが。伝えようとしたんだ、もう何年も前の話だが・・。アルドゥインが復活した。まさに預言どおりに!死者の魂を貪り食う太古のドラゴンがな!現世であろうと来世であろうと、誰も奴の飢えからは避けられない!アルドゥインはすべてを貪り食い、そしてこの世界は終焉を迎えるのだ。奴を止めるものなど何もない!
これまで会話を見逃していたこともあるかもしれませんが、実際にアルドゥインがこれほどヤバい奴だとは気づきませんでした。
ヘルゲンで初めてアルドゥインと遭遇し、カイネスグローブで他のドラゴンを復活させるのを見たけどそれがいったい何を意味するのか?よく理解もせずにここまで進んできましたが、エズバーンの言うような世界の一大事になっているとなると、気合の入れようが変わりますね。
サルビアヌス
エズバーンの準備も整ったようです。エズバーンを伴って無事にリバーウッドまで護送しなければなりません。
部屋を出てしばらく行くと再びサルモールが襲撃してきます。ここで謎の男が戦闘に乱入してきて勇敢にサルモールと剣を交えます。(戦闘シーンは撮れませんでした・・・くそっ)
その男とは、ここラットウェイ・ウォーレンズの住人「サルビアヌス」。
普段はこの部屋で過ごしています。
部屋にはこんな物が置かれています。
この持ち物からサルビアヌスは元帝国軍将校のようです。まだ記事にはしていませんが、実は私はこの段階で帝国軍に入団していますので大先輩にあたります。
彼との会話は成り立たないのですが、なかなか長文のセリフがありその内容を考察すると興味深いものだとわかります。そしてその言葉はまるで詩のようで美しくもあります。
彼が教えてくれる。ただ問うだけでいい。いや、わざわざ問わずとも教えてくれるだろう。
彼は何から何まで説明してくれた。前は、まだ理解できていた。憶えてはいないが、分かっている。
希望などあると思うか? あるはずない。彼は正しいんだ。
ここに出てくる「彼」とはおそらくエズバーンのことだと思います。アルドゥインの復活や世界の滅亡についてエズバーンから聞いたようです。
エズバーンがサルモールの粛清から逃れてここに逃げ込んだ(何年かはタムリエル中を逃亡していたかもしれませんが)のが、大戦の開始直後であったとしたらエズバーンはいったいどれくらいこの地下に隠れていたのでしょうか?
大戦のきっかけは、第4紀171年の降霜の月30日のあの事件。
大戦開始
第四紀171年降霜の月30日、アルドメリ自治領は、覆いの下に新皇帝への贈り物を乗せた荷車と最後通告を持った大使を帝都へ送った。長い要求の一覧には、膨大な量の貢物やブレイズの解散、タロス崇拝の非合法化、そしてハンマーフェルの大部分を自治領に譲渡することが含まれていた。帝国軍の弱さを将軍から警告されていたにも関わらず、皇帝タイタス・ミード2世は最後通告を拒否した。サルモール大使は荷車をひっくり返し、100もの首をばらまいた。サマーセットとヴァレンウッドにいる全ブレイズの首だった。そしてこの後の5年で帝国とアルドメリ自治領を荒廃させる大戦が始まった。
あれ以来、デルフィンとエズバーンはサルモールから逃げ続けているわけです。現在は第4紀201年、つまり約30年間という長い長い逃亡生活です。・・・・まてよ?デルフィンっていったい何歳なんだ( ゚Д゚)
そして帝国軍将校として大戦を戦ったサルビアヌスも何の因果か、ここラットウェイ・ウォーレンズに逃げ込みます。
サルビアヌスが大戦を戦ったと考えられるのは、このセリフから。
彼らの炎が夜を照らした。ルマーレ湖が一面明るくなって、まるで星が地上に降ってきたみたいだった。あれは実に美しい眺めだった。
金色だった。死んだあとでさえも。だが、血は赤かった。赤いだろうと初めから分かっていた。
メダルを1枚持っていた。誰かの顔が彫られていたが、結局捨てた。役に立たなかったから。
すべての意味がようやく分かった… なんのために殺し、なんのために死ぬのかが。
ルマーレ湖とはFandomで調べると
ルマーレ湖は、シロディールのほぼ中央に位置する大きな湖である。湖には大きな島があり、その上には帝国都市が鎮座している。島と本土は、島の西端にある長い橋でつながっている。
大戦中、ルマーレ湖は帝国軍と侵攻してきたアルドメリ・ドミニオン軍との激しい海戦が行われた場所でした。
と、大戦の際に激しい戦場となった場所でした。
サルビアヌスが「彼らの炎が夜を照らしルマーレ湖一面が明るくなった」と語っているのは、戦火のこと。サルビアヌスが大戦当時、そこに居たことがわかります。
「金色」だったというのは、ハイエルフの姿のことを言っているのか、サルモールの兵士が着ているような金色の装備のことを言っているのかはわかりませんが、「敵兵」のことを指しています。
「誰かの顔が彫られた金貨」とは、戦争の功績による褒美のことかと思われます。しかし、サルビアヌスは戦争の虚しさや人生における何かを悟ったのでしょう。金貨を捨ててしまいます。
こうして戦争後遺症のような症状になったサルビアヌスがここに逃げ込み、おそらく少なくても20年以上はここで過ごしてきたと考えられます。
厳重にドアをロックして部屋から一歩も出ないエズバーンに食事を運んでいたのはサルビアヌスなのかもしれません。ドア越しだったのでしょうが、何十年もの長い歳月のなかこんな地下で暮らす二人はいつしか会話をするようになったのでしょう。
なんと言ってもサルビアヌスは元帝国軍将校。サルモールから逃げるエズバーンと、大戦でサルモールと戦ったサルビアヌスが心を通わせるのは自然の流れのように思います。
ラットウェイ脱出
思わぬ助っ人も登場し、エズバーンを無事にラットウェイから脱出させることができたと思ったのですが、リフテンの街に入ると一人のアルゴニアンが襲撃してきます。
こうして突進してくる敵は魔法で麻痺させてしまうのが一番です。
尋問でもしてやろうかと思ったのですが、イニゴとエズバーンが倒してしまいました。
彼女はこんなメモを持っています。
数日後に標的がリフテンにやって来ると信じるだけの十分な理由がある。慎重な行動が望ましいが、標的の排除が最優先事項だ。公の場に出ることに関して通常の制限は解除される。必要ならスカイリムの外で罰則なしで再び任務に就いてもらう。
失望させるな。
-E
E?エレンウェン・・・・・・。エレンウェンが送った刺客か。いよいよおおっぴらに私を狙うというのね。
E、とかわかりやすいから。エレンウェンめ、今後サルモールは街道でも敵対するんでしょうか。
エズバーンをここから出そう。・・・もし生きていて、可能なら。
めんどくさいからリバーウッドまでFTするわよ、いいわね?二人とも
おっ・・おう。
リバーウッドは遠いしな、年寄りにはありがたいわ
次回、リバーウッドでデルフィンとエズバーン、感動のご対面。ブレイズのかつての拠点登場。
エズバーンの部屋で入手した本
ペリナルの歌 第1巻、石の監視者、紳士のホワイトランガイド、大崩壊について、天空からの魔法、竜戦争、天空の子供たち、王者のアミュレット、狼の女王 第6巻、ドラゴンの突破、炎と闇 死の同志たち(片手武器スキル書)、殺害-自分がやられる前に
さてもう一冊、未翻訳のままでしたが「Feyfolken,Vol.3」(妖精族 第3巻)という本を見つけました。これはなんとTESシリーズ前作オブリビオンに出てくる本のようです。
なんでこの本がここで登場したかというと、上述した宗教概念modで導入されたようです。また、
このmodを導入したので(この中途半端な段階で!)、過去のTESシリーズの書籍がゲーム内に追加されたことにより、この「妖精族 第3巻」以外の過去作の書籍も追加されていると思います。
「Feyfolken,Vol.3」を読むとこんな画面が現れます。
この本は、クラヴィカス・ヴァイル(しゃべる犬が出てくるあのクエストのデイドラ)を信仰できるようになるトリガーのようですね。
コメント