アストリッドの方針が決まったようで、私は夜母からの使命「ヴォルンルードへ赴き、アマウンド・モティエールに話を聞きなさい」を実行することになりました。
アストリッドも散々悩んだのでしょう。
やはり彼女も闇の一党の一員です。夜母の言葉をないがしろにすることは出来なかったようです。
ネタバレ注意願います。
静寂は破られた 後編
依頼人:アマウンド・モティエール
アストリッドは、アマウンド・モティエールの名前を聞いたことがないようですが、バベットはこの人物を知っているようです。さすが300年を超えて生きる吸血鬼。
話さなきゃならない人って、名前はモティエールだっけ?シロディールで有力なブレトン一家の、年配の実力者よ。すごく奇妙な・・
そして、フェスタスからはヴォルンルードについて、
古びた墓場で、ドラウグルがひしめいている。それを踏まえて計画を建てろ
とアドバイスを貰えます。
ヴォルンルードはホワイトランの北西、山賊のアジト「ホルテッド・ストリームの野営地」から更に北北西に行った辺りにあります。
スカイリムでよく見かける地下墓地(聖堂?)です。
中に入るとすぐに、ヘディック・ヴォルナールと言う男の死体があり、近くに彼の日記が落ちています。
日記を読むと、クエスト「沈黙の舌」が始まります。
儀式用の武器を二つ集めて・・・って、やったことあった(-_-;)
この場所の名前のことは憶えていませんでしたが。とりあえず、このクエストはここではこのままで。
奥へ進むと、ドラウグルが大量に死んでいる奥の一室に、金持ち風の服を着た依頼人がボディガードのレクサスと二人で待っていました。
バベットから年配の男と聞いていましたが、思ったより若い見た目です。
とんでもない依頼が舞い込んだ
モティエールからの依頼内容は、
人を数名殺してほしい。対象と抹殺の手法は、なかなか多彩となる。
だがこれらの殺人は最重要目標に辿り着くための手段にすぎない事を理解してもらいたい。私が望んでいるのは・・・
やばいことになってきました。
皇帝の暗殺
ですよ。音痴の吟遊詩人がうるさいから殺してよ、なんてレベルの話ではありません。
あんたは我々に彼を殺せというのか・・・皇帝を、タムリエルの?
これが小さな頼みではないことは分かっている。だが、君は闇の一党の代表だ。これが・・君たちのやっている事なのだろう?
ボディーガードのレクサスから、「アマウンド・モティエールの封書」(やるべきことが記されている)と、「玉石のアミュレット」を預かります。
やるべき事を知りたくて、封書を開けて中を読んでしまいましたが、後程アストリッドに怒られちゃいます。
玉石のアミュレットは相当に価値のある物のようで、これを売って活動資金にして欲しいとのこと。
「話は終わりだ」みたいな雰囲気になったので、ちょっと待ってくれと呼び止めてモティエールから色々と聞き出します。
黙って依頼を受けるのがプロなのかもしれませんが、相手は「皇帝」です。こちらのリスクもかなりのもの。情報を得てリスクを減らすのもプロなのである!
なぜこの依頼を?なぜ皇帝タイタス・ミード2世は暗殺されるんだ?
君の組織が数世紀前に皇帝を暗殺したことは知っているな?
皇帝ペラギウス・セプティムを最高神の神殿内で暗殺した、あれのことか?(クロエに聞いておいてよかった・・”帝国の略歴第一巻”)
皇帝ペラギウスの死は、帝国の政策に必要な変革を促した、とでも言えばいいだろうか。今もそのような変革を望む者たちがいる、とだけ言っておこう
しかし・・相手は皇帝だ。我々は・・代償を必要とする。その覚悟はあるのか?
皇帝が倒れゆく時、山ほどの金貨が得られるだろう!それ以上のものも与えられる。
闇の一党の噂は聞いているぞ。
ここ数年、衰退の一途を辿っているらしいじゃないか。
過去の権力も、財力も、尊厳さえも失っていると。違うか?
(こいつ、こちらの痛いところを・・・)
皇帝の暗殺に成功すれば、民衆は君たちを大いに恐れ敬うことだろうな。
そろそろいいかな?
レクサスが渡した品を、君の上官に届けてくれ。
私はこの不潔な場所からはやく出たいのだ。行くぞ、レクサス。
事が大きすぎてアストリッドに報告することしかできませんが、モティエールが指摘した今の闇の一党の現状(金欠、衰退)を考えると、アストリッドはこの依頼を受けそうです。
アストリッド快諾する
聖域に戻り、アストリッドに報告します。
おかえり、リンクス。それで、モティエールの話はなんだったの?
モティエールの標的は・・・現皇帝タイタス・ミード2世だ
・・・・・・。冗談でしょ?あなたがそんな冗談を言うなんて、ここに慣れてきた証拠かしら
アストリッド、これをあなたに渡してくれと預かってきた。その封書に詳細が書かれている・・・らしい(読んじゃったけど)
・・・・・・。あぁ、シシスよ。冗談の類ではないのね。皇帝の暗殺を企てた者は、200年前私たちの祖先がユリエル・セプティムを謀殺して以来、誰もいないわ。
夜母が判断を間違えた・・ってことはないよな
ええ、絶対にね。あなたが聞こえし者なのか、ただの偶然なのか・・・、どんな理由があれ夜母は自分の意志で、あなたにモティエールの情報を伝えた。
そうだな。俺は確かに夜母の声を聞いた。アストリッド、この依頼を受けるのか?
もちろんよ。これに成功すれば闇の一党はまた畏怖と敬意を得ることになるわ。一族を栄光に導くチャンスよ。私が逃すとでも思う?
(くそっ、モティエールの読み通りだ)
少し情報の整理が必要ね。それにこのアミュレット・・・鑑定が必要だわ。それが出来るのはただ一人。盗賊ギルドのデルビン・マロリーと言う男よ。彼ならこのアミュレットの必要な情報を鑑定してくれるわ
ラットウェイに行けばいいのか?
そうね。デルビンが望んだらアミュレットを売ってきてほしいの。信用状を出すといったら、それを受け取ってきて
デルビンは信用できる男なのか?
彼と闇の一党は長い付き合いよ。彼は信用できるわ
わかった、リフテンに行ってくる
デルビンに鑑定を頼む
ラットウェイに入ると、拳のジアンが死んでいました。こんなことは初めてです。
たいてい殴り合いをして、「拳闘士の手袋」(素手攻撃ダメージ10ポイント増加)を奪い取っていたのですが。
デルビンにアミュレットの鑑定を依頼します。
このアミュレットなんだが
ど、どこでこれを?いや答えるな、聞かない方がいい。これは元老院の一員のために特注で作られたものだ。ひと財産ほどの価値があるぞ・・・・・
買い取るか?
買い取るかって?これを?もちろんだとも!これが信用状だ。
アストリッドだけが使えるものだ。盗賊ギルドに都合をつけられるものならどんなサービスでも道具でも使ってくれてかまわん。我々の合意としてな
わかった、アストリッドに渡そう
かわいい女主人に、こんど一杯飲みに行こうと伝えてくれ
ウェアウルフの旦那さんに伝えておこう、じゃあ!
おい、ちょっと待て!おい!!
転がる石のように
アミュレットは本物だとわかり、アストリッドに報告に戻ります。
おかえり。デルビンの鑑定はどうだった?
本物だということだ。元老院のものらしい。
元老院・・・・・・。これで説明がつくわね。モティエール、狡猾ね。闇の一党を雇って、自分は隠れて一発仕掛けようだなんてね。最高じゃない。デルビンは買い取るって?
あぁ、これが信用状だ
すばらしいわ。これなら始めてもよさそうね。この件の担当はあなたよ。1つ心配なのはあなたに狡猾さがないことね。モティエールの封書は封が開いていたわ、あなたが読んだのね?手抜かりよ
すいませんです
まぁいいわ、手紙を読んだのならわかるわね?あなたには結婚式に出てもらうわ
わかった、そこで何をすればいいんだ?
そうね。招待客とおじゃべりをして、ケーキを食べて・・・花嫁へ入刀よ
花嫁を殺すのか?結婚式の最中に?
そうよ。よく言うでしょ。ロマンスは死んだ、って
標的はヴィットリア・ヴィキ
いやぁ、気が重い。こればっかりは気が重いです。
花嫁とは「ヴィットリア・ヴィキ」。
スカイリムを旅していると、時々、彼女の結婚式に出るためにソリチュードへ向かう旅人に出会うことがありますが、あのヴィットリア・ヴィキ。東帝都社の事業をソリチュードで監督している彼女です。
彼女は皇帝タイタス・ミード2世の従姉妹だそうです。と言うことは、彼女は明らかに「帝国側」の人間。そして彼女の夫はストームクロークと繋がりがある。
この結婚は、帝国とストームクロークの和解への一歩・・・と言うことらしいです。
もし結婚式で花嫁が殺されれば、和平交渉は決裂です。花嫁殺害の原因は帝国軍とストームクロークの対立だと民衆は考える。
皇帝はこのこじれた関係の修復に、シロディールからスカイリムへ来ざるをえない。そこを狙う・・・と言う流れ。
運命の歯車は回り始めてしまった感があります。
「皇帝の暗殺」。
これまでの依頼とは明らかに異なりますが、皇帝の罪とはなんなのでしょう?
子どもをさらって殺していた吸血鬼、音痴・・は別として父親を毒殺したオーク、安全管理を怠り鉱夫を事故死させた鉱山経営者。
mod「 Dark Brotherhood for Good Guys」を導入して、暗殺の背景を知ることで遂行してきた暗殺任務ですが、今回はその背景が見えません。
単なる政争であるのなら、闇の一党は手を貸すべきなのか?
ただのしがない暗殺者が考えることではないのでしょう。
夜母が聞こえし者のわたしに伝えたのだから。
クエスト「静寂は破られた」完了。
次回は、クエスト「死するまで拘束される」です。
もう・・・やるしかない。
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