”美食家”リンクス(私)は料理長のジアーナと、皇帝にお出しする特別メニュー「ポタージュ・ル・マグニフィーク」の調理にかかります。
猛毒「ジャリンの根」の入った料理を皇帝に食べさせて目的を達し、ドール城から脱出しないといけません。
果たして暗殺は首尾よく終わるのか!?
ネタバレ注意願います。
帝国を倒すには
私が仕事着(料理人の服)に着替えたことで、ジアーナのテンションは最高潮です。この、愛すべきキャラと二人で料理を始めます。
料理開始
それではさっそく「ポタージュ・ル・マグニフィーク」を作っていきます。
ジアーナがどの材料を使うか聞いてくるので、「美食家」として指示をしていきます。
美食家様、最初に何を入れましょう??
まずは、スイートロールだ
なんて退廃的・・・。思いもよりませんでしたわ。次は何を入れましょうか?
こんな感じでジアーナと悪ノリしながら皇帝の料理を完成させていきます。
私が選んだスペシャルな材料はこの4つです。
何を選んでもポタージュは完成しますが、ジアーナの反応が面白いので色々と試してみると楽しいです。
先生、これで完成ですよね?これ以上何かを足すと独特の風味が薄まってしまうかもしれません。
最後に隠し味だ。これ(ジャリンの根)を加えるんだ
これは、ハーブの一種ですか?本当にいいんですか?ポタージュは完璧な味ですが、これ以上足したら・・・
(完璧な味?)おや?ジアーナ。ここに居るのは誰だ?
こ、これは失礼しました。あなたの一番有名なレシピですものね。
完成だ、味見はするなよ(死ぬぞ)
おこがましいようですが・・帝国一のシェフと皇帝のお食事の用意が出来るなんて、身に余る光栄です
なかなか良かったぞ、ジアーナ
ありがとうございます!では私が鍋を持って、食堂へご案内いたします。
めちゃくちゃです、このシーン(笑)バニラのセリフは、ほぼこのままです。
こうして、ジャリンの根を入れるまでもなく皇帝が悶絶死しそうな料理が出来上がりました。
皇帝謁見、そして死?
ジアーナより先回りして会話の内容を聞いてみようと思ったのですが、この部屋の入口には鍵がかかっていて入ることができませんでした。
鍵はジアーナが持っているようです。
皇帝タイタス・ミード2世が、同席している貴族たちに私のことを紹介し、ジアーナが皇帝にポタージュを給仕します。
皇帝が一口食べました。アストリッドの話では「ジャリンの根」は一口食べたらいちころだと言っていましたが・・・・・・。
皇帝がジャリンの根の毒で息を引き取ります。
が?「任務完了:皇帝を暗殺する」みたいなメッセージが出てきません。
ここでもまだ私は、皇帝暗殺が成功したものだと思い込んでいました。
ただ、タムリエルの皇帝を暗殺したのにこんなにあっけない(皇帝との会話などがなかったので)ものなのか?なんて考えていました。
室内で皇帝の警護にあたっていたペニトゥス・オクラトゥスの使徒を倒した後、「秘密の公文書」とか持ってないかなぁ?なんて皇帝の持ち物をのぞいてみたり、
ガタガタと震えている貴族たちに話しかけてみても、何も話をしません。
レジーナなんて、のんきにこんな事を言ってきます。
すべて終わったら、あなたの料理本にサインしていただけますか?
いいよ(この天然キャラ、闇の聖域に是非欲しい)
おかしい・・・何かがおかしい。 そう思いながらも、私はアストリッドの言葉を思い出し脱出経路へ向かいます。
脱出経路はどうなっている?
上の扉から逃げ出して橋を渡って。警備が手薄になるように”手配”しておいたわ
不穏な気配
脱出すべく「上の扉」を開けるとイニゴが待っていてくれました。
この橋を渡って逃げろと言うのがアストリッドの指示です。
無事か?
大丈夫だ、相棒。しかし・・・、
気づいたか
あぁ。静かすぎる
だな。俺がここに入る時も誰にも見られなかった・・。警備の者が一人も居ない
そうか。人払い・・か?
おかしいぜ、これは。急いで脱出しよう
・・・イニゴ、どうやら俺たちははめられたらしい。あれを見ろ
イニゴと脱出しようとした矢先、ペニトゥス・オクラトゥスの使徒達が塔から現れ、上階にマロ将軍がさっそうと登場します。
さすがに気づきました。「これは罠だ」と。
マロ将軍の裏切りと復讐
やぁ、”美食家”様。お前の殺した男はこれまでに皇帝が雇い入れた中で、飛び抜けて鼻持ちならない身代わりだった
身代わりだと!?
馬鹿め。奴が死んでくれて喜ばしい・・お前が奴を殺したことはもっと嬉しいな
(くそっ・・・いったいどうなっているんだ)
残念だったな。あれが本物の皇帝だったら名声を得られていただろうに
趣味が悪いな、将軍。間抜けな暗殺者をいつまでいたぶる気だ?
わはは、そう焦るな、哀れな”美食家”よ。もっと楽しいことを教えてやろう、お前は”同胞”に裏切られたんだ。
嘘を言うな、闇の一党に裏切り者は居ない
哀れだな・・・お前は。取引だよ。お前がここで死ねば闇の一党は存続できるのだ
(取引?本当に俺は裏切られた・・・のか?)
だがな、私はもっとステキな事を思いついたんだよ。ここでお前を殺し、仲間たちを全員なぶり殺しにする。どうだ?素晴らしいアイデアだと思わないか!
汚いぞ!将軍!
汚いだと?お前たちは息子を殺した、報いを受けろ!!いまごろお前の聖域は攻撃を受けているだろう。奴を殺せ、すべて焼き尽くせ!
これまで感じていた違和感。それは”同胞”の裏切り、私は売られたのでした。
裏切り者はアストリッドしか考えられません。この脱出経路を手配したのは彼女です。
あなたが無事に脱出できるように賄賂も脅迫も、使える手は全て使ったわ。さぁ、行きなさい
アストリッド・・・、いったいなぜ?
皇帝が偽物だと知りながら、私をドール城へと送り込んだ。
偽の脱出経路を私に伝え、マロ将軍に待ち伏せさせて私を殺そうとした。
なぜだ?”聞こえし者”の私が邪魔になったのか?
アストリッドの裏切りに怒りを覚えた私でしたが、自分の気持ちの変化に気づきます。
息子を暗殺されたマロ将軍が、アストリッドとの取引(私を殺せば闇の一党は存続する)を受け入れたとは思えない。
おそらく最初から闇の一党を壊滅させるつもりだったのだろう。
マロ将軍に騙されたアストリッドはさぞ悔しい思いをしているに違いない。
私は自分が売られたことも忘れ、アストリッドのことを心配していました。
それは「聞こえし者」だからではなく、闇の一党のメンバーとして彼らを家族のように感じ始めていたからかもしれません。
聖域へ急げ!
呆然としている私をイニゴが怒鳴りつけます。
しっかりしろ!リンクス!とにかくここを突破するんだ!聖域が襲撃されているんだぞ!
聖域・・・みんな・・・。くそっ!!行くぞ、イニゴ!!
おぉっ!
マロ将軍はどこかに逃げていったようで、どこにも見当たりません。
怒り狂ったイニゴと私はペニトゥス・オクラトゥスの包囲を突破し、襲撃を受けている闇の一党聖域へと急ぎます。
クエスト「帝国を倒すには」完了。
次回、聖域に戻った私とイニゴが目にしたものは・・・。
クエスト「デス・インカーネイト」開始です。
続く
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