LotDの攻略を再開します。過去動画を見ながら、再プレイもしながらの長い道のり(-_-;)

【スカイリムSE】プレイ記録:38 悲しみに溺れて

 ウィンターホールドの宿屋「フローズン・ハース」でいつも飲んだくれているランミル。

 彼が飲んだくれているのにはある理由があったのでした。これ、バッドエンドであまり好きじゃないです。

 サルモールの挑発にキレそうになるほど機嫌が悪い私です。

宿屋「フローズン・ハース」とランミル

 ウィンターホールド復興modのおかげで宿屋の酒場を訪れる住民が増えたようにみえますが、セリフは元の「さびれたウィンターホールド」のままです。

 バニラのお店やNPCのセリフも復興に合わせて変わっていくと没入感が増すんですけどね。

 宿屋の主人ダグールはお人好しの世話好き。いっぽう妻のハランは気の強い性格で、二人はなかなかお似合いの夫婦に見えます。

 この宿屋で酒代も払えずに飲んだくれているランミルと言う男。

 雑貨屋を経営する妹のビルナから酒代をせびり、ひどい時は宿屋の床でそのまま寝てしまうダメな男。

 

 ハランからランミルの酒代がツケになっていて払ってくれないと聞き、ランミルを説得して酒代を払わせます。すると主人のダグールが私にランミルのある事情を話してくれるのでした。

ランミルが酒浸りになる理由

 ダグールの話では、ランミルにはかつて「イサベル」という恋人が居たのですがある日失踪してしまいます。イサベルの事をとても愛していたランミルはそのショックから立ち直れずにこんな酒浸りの日々を過ごすようになってしまいます。

 ハランにしつこく尋ねると、さらに詳しく事情を聞くことができます。

 

 イサベルが失踪した理由は「ヴェックスという盗賊の元に行ってしまった」からでした。

 ランミルはそのヴェックスという「憎い男」に会いにわざわざリフテンまで出向いたそうです。

 ランミルがヴェックスと実際に会えたのかどうか、ハランの話には出てきませんでしたが、ラグド・フラゴンでヴェックスと会ったことがあるプレイヤーはランミルが大きな勘違いをしていることがわかりますよね。

姐御に会う

 リフテンにある盗賊ギルドの本拠地「ラグド・フラゴン」に行ってヴェックスと話をします。「憎い男」ではなく「美人の姐御」です。

 一度でも盗賊ギルドのクエストを完了させていると、ラグド・フラゴンがとても懐かしく居心地が良いと感じてしまうのは私が性悪だからでしょうか?w

 本来なら盗賊ギルドに加入しなければまともに会話をしてくれないヴェックスですが、ランミルとイサベルの事は心当たりがあるので話をしてくれます。

ミア
ミア

イサベル・ロレインを知っているか?

ヴェックス
ヴェックス

あぁ??そういうあんたは何者だ?

ミア
ミア

(なに?この威圧感)彼女を探しているだけだ

ヴェックス
ヴェックス

そうかい、んじゃここにはいない。しばらくツラも見てないよ。もういいか?

 姐御・・・怖いけどかっこ良すぎ・・・・・・。

 

ミア
ミア

いや・・ちょっと待って、姐さん。ランミルって男が彼女のことを探しているんです

ヴェックス
ヴェックス

姐さんなんて気安く呼ぶんじゃないよ!ランミルだって?またあいつか。しばらく前にあたしのことをがちゃがちゃ言いながらリフテン界隈を嗅ぎまわってた奴だね。確か、あたしに会う前に消えるように舎弟どもに説得させたはずなんだが・・・。ふん、滑稽だねぇ、てっきりあの娘と元のさやに収まったもんだとばかり思ってたよ

ミア
ミア

イサベルを知っているんですね?

ヴェックス
ヴェックス

そうだね、突然ふらりとうちに現れてね。「なんでもいいから金目の物がありそうなのはどこか」って聞かれてさ。「考え直しなよ、あんたこの稼業には向いてない」って・・・そう忠告してやったけど、聞く耳を持ちやしなかったね。しかたがないからホブのフォール洞窟を教えて少々入れ知恵してやったら、それっきりだね。

ミア
ミア

イサベルがどうなったかは知らないんですか?

ヴェックス
ヴェックス

フォール洞窟の方に行くのを見たのが最後だよ、何があったかなんて知らないね

ミア
ミア

わかりました、どうもお時間とらせまして・・・・・・。

ヴェックス
ヴェックス

金に困ったらうちに来な、あんたは使えそうだ。あたしがみっちり鍛えてやるよ

 ちょっと脚色しましたがヴェックス、やっぱりかっこいい姐御です。イサベルに対してのアドバイスは無責任ですが、忠告をしても聞く耳を持たなかったのはイサベルですもんね。ヴェックスを責めるのは筋違いでしょうね。

ラットウェイ入手本:物乞い(スリスキル書)

フォール洞窟

 ヴェックスがイサベルに教えたというフォール洞窟へ向かいます。

 中に入るとすぐにイサベルの変わり果てた姿を見つけてしまいます。

 イサベルはこの氷の洞窟の中で服も全て奪われて亡くなっていました。

 あまりにかわいそうなので毛皮をかけてあげます。埋葬してあげられればいいのですがと思いmodを色々と調べてみてこんなものを見つけました。

 「Clean up your Corpses」(アダルト扱いなのでリンクは貼りません)

 翻訳がされていないのと、使い方が複雑そうなのでちょっとじっくり翻訳も兼ねてやってみます。

 絶対埋葬してあげないと。

イサベルの思い

 イサベルのたった一つの所持品が「イサベルからの手紙」。そこには悲しい現実が記されています。

最愛のランミルへ

あなたがこの手紙を受け取るころには、私はもういないでしょう。あなたを欺くのは悪いことだと分かっていますが、止められたくなかったのです。

あなたも私も生きるのに精一杯だったのは分かっています。けれど、私たち2人にお金がほとんどないことであなたが頭を悩ませるたびに、あなたが見せるあの目を見たくないのです。そしてあなたが誇り高い人間であるために何も言えないことも知っています。だからすべてを良くするために出かけます。

友人のヴェックスに相談したら、アドバイスをしてくれました。おかげでお金のことを金輪際心配せずに、私たち2人が幸福に暮らしていけるものを手に入れる方法が分かりました。

ランミル、あなたをとても愛しています。あなたは私にとってすべてです。そしてあなたの幸せな姿を見たいのです。

心配しないで。すぐに戻ります。

イサベル

 悲しすぎる結末が待っていました・・・・・・。

 ヴェックスがいったいどんな金目の物があると伝えたのかはわかりませんが、ヴェックスのアドバイスを受けて素人同然のイサベルが入ってしまったフォール洞窟は死霊術師たちが暮らす洞窟でした。

 死霊術師たちは侵入者に容赦はなかったのでしょう。私も容赦なく根こそぎせん滅してイサベルの無念を晴らしておきます。

 最奥部の祭壇の上にはバニラだと死霊術の犠牲者が居たと思うのですが、こんなモノに置き換わっていました。

 ヒミルの皮

 さしもの恐れられしユキグマ、ヒミルも老いて動きが鈍くなり、ついに狩人の手に落ちた。狩人はその皮を戦利品として貰いうけた。

 この画像から推測すると、

Cloaks of Skyrim 日本語化対応 服・アクセサリー - Skyrim Special Edition Mod データベース MOD紹介・まとめサイト
Cloaks of Skyrimの解説・説明  7色x5種類のCloak (クローク、マント) を追加し、クラフト可能にします。  また各要塞のシンボルをモチーフにしたもの、サルモールやフォースウォーンといった固有勢力をモチーフとしたもの、...

 このmodで増えた物かもしれませんがこんな場所の置き換えにまで影響されるんでしょうか?

 死霊術師たちはこの恐ろしいユキグマを生き返らせようとしていたとか?

 宝箱には、吟遊詩人クエストで必要になる「パンテアのフルート」が入っていますが売ることは出来ません。

 他に宝箱に入っていたのは以下の物。

 イサベルが手紙に書いていた「お金のことを金輪際心配せずに、私たち2人が幸福に暮らしていけるもの」はこの中にはありません。

 「珍しい石」が一つ入手できますが、確かに価値はありますが全て集めないと買い取ってもらえないですし、素人のイサベルがすべて集めるのはほぼ不可能でしょう。私もまだコンプリートしたことがありません。

フォール洞窟入手本:「シロディールの社会史」、「ウィスプマザー」、「付呪師の入門書」(付呪スキル書)

ランミルに伝える

 重い気持ちでウィンターホールドに戻り、ランミルに真実を告げることにします。

 相変わらず宿屋で酒を飲んでいます・・・・ばか野郎~!!

ミア
ミア

ランミル、お前に渡したいものがある

ランミル
ランミル

あぁ?もう1杯飲める金じゃねえなら、興味ねえな

ミア
ミア

・・・。イサベルからの手紙だ・・・・、読んでみろ

ランミル
ランミル

イサベルの手紙だと?!からかってるんじゃないだろうな?読ませてくれ。 ー手紙を読むランミルー これは・・・本当に彼女のものか?彼女は本当に逃げて、そんなことを?俺の・・俺のために?

ミア
ミア

そうだ、ランミル。彼女は駆け落ちしたんじゃない、それが真相だ

ランミル
ランミル

そんな・・・。彼女は死んだ、そうだろ!?すべて俺のせいだ。・・・少し、考えたいことがあるんだ。・・・ありがとう。

 きつい・・・・・・。このクエストでいったい何が得られるのだろう。

 ランミルはこの後、ウィンターホールドの街を出てどこかに行ってしまいます。二度と会えるかどうかはわかりません。

 宿屋の夫婦も、妹でさえもほとんどランミルのことは口にしなくなり、いつしかランミルもイサベルも忘れさられて普段通りのスカイリムでの生活が始まっていくのでしょう。

 ドラゴンボーンやアークメイジにはまったく無関係の小さなクエストでしたが、後味の悪さもあってかとても印象に残るものでした。

 さぁ、埋葬modの翻訳を頑張ってイサベルを埋葬してあげよう。

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