思わぬ展開でデイドラクエストを続けてやることになりました。
「メリ玉は取ったらいかん」と言う先入観があったのでこれまでやったことはありませんでした。
思ったよりあっけなく、単調で、あれあれ?って内容だったので果たしてこれで記事が書けるのかと焦っております。
フォントが「カワイイ」になっているので、里芋の煮っころがし感が倍増している気がします。
メリ玉
「メリディアの灯」は、通称「メリ玉」と言われていて多くのプレイヤーに迷惑がられている物、スカイリムを始めた頃からこの噂を聞いていた私は、宝箱の中にメリ玉を見つけると見なかったことにしてそっと宝箱を閉じていました。
なんでこんなに嫌がられているかと言うと、メリ玉modの説明欄にわかりやすく書いてくれてあります。
このmodは、メリ玉を宝箱から見つからなくするmodなのですが「メリ玉」というタグがModデータベースにあるくらいなので、この「メリ玉問題」は広く認知されているものかと思われます。
その説明欄から引用させて頂くと、
メリディアの灯(Meridia’s Beacon)です。レベルが12になると、ダンジョンの宝箱からランダムに見つかるようになります。拾ってしまうとクエストが開始されます。コンテナメニューでは宝石と似ているので、宝石と間違って拾ってしまうことがあります。
▼なんで消すの?
興味がない場合は無理にクエストを進める必要はありません。ですが、間違ってうっかりメリ玉を拾ってしまうと、クエストがジャーナルにいつまでも残り続けます。メリ玉はクエストアイテムなので捨てられません。
これが理由なんですね、きっと。
そもそもメリディアって?
メリディア様については色々と書かれているブログもいくつかあり、オブリビオンやさらにその前作あたりにまでさかのぼって深く考察をされていて素晴らしい内容になっています。
私は前から何度も書いていますが、TESシリーズはスカイリムが初めてなので過去のゲーム内に出てきたメリディア様についてはネットの情報でしか知るすべはありませんので、「UESP」のメリディアの伝承のページを読んでみました。
メリディアは、「無限のエネルギーの女神」、「輝く魔女」、「光の女神」などと呼ばれている”領域のはっきりしない”デイドラロードであり、メリディアは領域のはっきりしないデイドラである。生きとし生けるものの活力と関わり合いがある。
後半は書籍「デイドラ全書」に出てくるメリディアの簡単な説明と同じ内容です。
「領域のはっきりしない」は、「obscure」の訳なのですが「領域」と入れていることでちょっとわかりにくくなっているような気もします。
あいまい、はっきりしないと言う意味の「obscure」。
じゃあ何があいまいなのか?と言うことになりますが、
メリディアはアンデッドに対して大きな永遠の憎しみを持っており、アンデッドを世界から排除した者には大きな報酬を与える。メリディアは通常は完全な悪ではないと考えられている数少ないデイドラロードの一人である。 しかし、イリアック湾周辺では強欲の貴婦人と呼ばれ、人間の標本を集めることで知られている。 彼女が召喚される日はモーニングスター/Morningstarの13日である。
まず考えられるのは、メリディア様が「完全な悪ではないと考えられている数少ないデイドラロードの一人」であること。
ただ「人間の標本を集める」なんてことも書いてあるので、人間目線で見れば「悪」の部分もあります。
デイドラロードと言えば、一つ前のデイドラクエスト「思い出の夜」に出てきた「サングイン」もその一人で彼も大して人間に対して害はないように思えますが(遊びの度は過ぎてますが)、他のデイドラロードはだいたい「悪」に見られています。
翻訳に加えられている「領域」を単純に善と悪、と考えると「善悪の領域がはっきりしない」とも読み取れそうな気もします。
ただ、メリディア様はその出自などもあいまいな部分もあるので、総じて「あいまいな存在」とも言えるかもしれません。
間違ってたらご指摘お願いします!
メリ玉を持って行こう
宝箱からメリ玉を回収すると問答無用でメリディア様の声が聞こえてきます。
聞きなさい。我が言葉に従うのです。穢れた闇が我が聖堂に入りこみました。それはあなたが滅ぼすべき闇なのです。
英語版のこのメリディア様の声がおどろおどろしく、こんな言い方で一方的に命令してくるので「デイドラだったら自分で何とかしてよ」とか、「自分の足元で起きているトラブルを定命の者にやらせるのかよw」などという声がネット上に散見されます。
メリディア様の下の台座に持ってきた「メリ玉」を設置すると上空へと連れて行かれますが(怖くて下は見れません)、なんかこの一連のメリディア様の話を聞いていたら「あぁ・・・やっと助けが来てくれたわ」感があふれてて不憫に思えてきました。
「我が栄光を・・・、やっと・・・、ようやく・・・、スカイリムに蘇らせる時が来たのよぉ!」
メリディア様の話では、メリディア様の足元にある「キルクリース聖堂」にこともあろうか大嫌いな死霊術師の「マルコラン」と言う男が入り込み、メリディア様の秘宝「ドーンブレイカー」の力を使って死霊どもとパラダイスな生活を送っているとのこと。
マルコランを倒して秘宝を取ってきて、と言うお願いです。お願い・・・とは、どうもメリディア様は押しが弱いのです。
どうもこちらに選択肢があるようには聞こえないんだが
なんて軽く文句を言うと、
「一杯のかけそば・・・じゃなかった、一本のローソクでも深き闇を打ち消すことができます。あなたがやらなければ、他の誰かがやるでしょう。でもね、でもよく聞いてね、あなたが賢明な人なら私のお願いを無視しないと思うのね・・・・・・。」
脚色はしていますが、私にはもうこう聞こえてくるのでした。
聖堂へ行ってやろう
「お願いを聞いてあげる」と言うスタンスなので上から目線で進んでいきます。
聖堂の中ではこうして台座を作動させていくと、メリディア様の偉大なお力で(かろうじて)聖堂内に光が導かれ私の進む道を示してくれます。
メリディアが価値のある報酬をくれることを願う。かなりの奉仕をさせられてるからな
イニゴはこう言っていますが敵も大して強くないですし、行き先々で台座を作動させていくだけなのでめんどくさいこともありません。
などと思っていたのですが、ラスボス「マルコラン」が私にとっては異常に強い相手でした。
そのブリザードやめろぉ
なめてました、マルコラン。名前は可愛いのに強かったです。
マルコランが放ってくる氷系魔法が強烈で私は喰らった瞬間に即死です。
これはやばいな・・・と、サングインから貰ったサングインのバラを使ってみることにしました。
こんな強そうなしもべを召喚できます。
おそろしくて室内に入れないので入口の手前から敵がうようよ居る場所にドレモラ・ケイテフを召喚します。これが意外と遠くに召喚できちゃうので、敵のど真ん中に突然召喚された彼はたまったもんじゃなかったでしょう。
召喚と同時に「見つけたぞ、弱者め!」とか、「弱き者の匂いがする・・・」なんて勇ましく戦い始めるのでマルコランはまかせておこうなんて余裕で見ていたのですが、
「あ・・・」と情けない声を出してアイススパイクに貫かれてやられちゃったりして・・・・・・。
結局7回くらいはやられましたが(-_-;)、ポーションがぶ飲みしてイニゴの回復に専念しながらちまちまと削って倒せました。
メリディア様の秘宝「ドーンブレイカー」を回収すると再び上空へと連れて行かれます。
また来るよ、メリディア様
マルコランは倒れました。スカイリムの死者は安らかに眠り続けるでしょう。常にこのようにあるべきなのです。あなたのおかげですよ
こんなに素直にお礼を言ってくれるデイドラも珍しいです。
調子に乗ってこんなことを言ってみたのですが
剣はもらっておく。だが宗教の勧誘なら、よそを当たってくれ
構いません。草木は太陽のぬくもりを運ぶ光をえり好みしないものです。あなたがドーンブレイカーを帯びる限り、我が光も世界に届くでしょう
なんて、あくまでも押しの弱いメリディア様なのでした。
ソリチュードに来ることがあったらたまには立ち寄ってバスケの相手でもしてやろうと思います。
キルクリース遺跡で入手した本:「レッドマウンテンの戦い」(防御スキル書)
ちなみに二回続けてデイドラクエストを終えましたが、名声システムで特に評判が落ちることはありません。
クエストをこなしたからといって「デイドラの選択」をしたことにはならないようです。
よかった、よかった。
メリディア様改名
「光の女神」(Lady of Light)をDeepLで訳してみたらこんなかわいい候補も出てきました。
ひかりのおねえさん
メリディアを「ひかりのおねえさん」と訳してゲーム内に「カワイイ」フォントで登場させたら、もっと信者が増えること間違いなしです。
魔法使いを極めようと本気で思ったのが今回のマルコラン(この、アイドルみたいな名前もイラッとくる、マルコリンみたいな)との苦戦。
敵に接近し過ぎて肉弾戦に持ち込まれたら防具のしょぼい魔法使いは苦戦を強いられるのは仕方がないとして、同じ魔法使い相手にこうもポコポコとやられていては・・・・・・。
と言うことで、ウィンターホールド大学に入学します!
「私はミア、あきらめの悪い女」
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