シュナイダーの六分儀
ロケーション:コルビョルン墓地(ソルスセイム)
これまでとは趣向が異なり、今回の「シュナイダーの六分儀」はラリス・セダリスが所持しています。
ラリス・セダリスとは、何度も手紙を送りつけてきて発掘費用を巻き上げるこのおっさん。
ソルスセイムにあるコルビョルン墓地で一人淡々と発掘作業をしています。
入手するには、ラリス・セダリスを殺して死体から奪い取るという極悪非道な方法や、スリで盗み取るなどの方法もとれますが・・・。
ラリス・セダリスと会話して始まるクエスト「未発掘」を完了させ、さらにラリス・セダリスを生かしてフォロワーにする選択を取れば持ち物交換で入手することができます。
「ホアフロスト」を入手するのと同じ流れですね。
の、Relic Hunter- Guildmaster Start (Legacy and ASLAL addon) というアドオンを使うと入手できます。
これはゲーム開始のシチュエーションを選べるMOD「Alternate Start」に、LotDの探検家協会のギルドマスターとして開始するシチュエーションを加えるアドオンです。
これで開始すると、オープニングの場所のテーブルの上に「シュナイダーの六分儀」が置いてあるようです。
使用方法
シュナイダーの六分儀を使うと、今自分が居る場所の近くに「遺物」(博物館展示可の物)があるかどうか探すことができます。
どのくらいの範囲まで探索できるのか、試しに屋外で使ってみます。
遺物が近くにある場合は、こんな感じで左上に「ここに遺物がある!」と元気にメッセージが出ますw
同時に「遺物を探す」という「その他分類」のクエストが開始され、遺物のある場所にマーカーが表示されます。
この場合は画面奥に見えている「難破したストライテント・スコール号」に遺物があるようです。
地図で見るとこんな感じ。
もちろんクエストを選択しておかないとマーカーが出ないので注意。
この場合、船の中にあった遺物は「絵画」でした。「絵画」にも反応しちゃうんですね。
ちなみに船の中には、展示可能な「書籍」や、「運命のカード」もありましたがそちらには反応しないようです。
レイヴンロックに帰りがけにもう一度シュナイダーの六分儀を使ってみたら反応がありました!
ヴェレス隊長がアッシュスポーンと戦闘していたアティウス農場の建物前の宝箱。
この宝箱は最初から蓋が開いていたので、空箱だと思い込んでのぞいてなかったのでした。
中にはちゃんと遺物の「アッシュロックの片手斧」が入っていました。展示品ゲットです。
*注:入れているmodによっては入ってないかも。
これまで旅してきた場所にもしかしたら見逃していた遺物があるかもしれません。
このシュナイダーの六分儀は早めに入手して小まめに使ってみるほうがいいですね。
ちなみにこの「遺物を探す」機能は、探検家協会ギルドの考古学、発掘のスキルで解放できる「遺物ハンター」と同じ能力。
パワーとして使用できるので、道具を選んで使うよりもすぐに使えて便利なのですが、このパワーは1日1回しか使えないんですよね。
なので使いどころを間違えると精神的ダメージを食らいます。
1日に何度でも好きなだけ使える「シュナイダーの六分儀」の方が使い勝手がいいです。
ギルドハウスのトロフィーケースに飾ることができます。
クエスト「未発掘」の遺物
せっかくなのでクエスト「未発掘」で入手できる遺物(展示物)をまとめておきます。
このクエストはラリス・セダリスと会話をするか、書籍「アージダルの転落」を読むことで開始されます。
アージダルとは、ラリス・セダリスによると
ノルド初の偉大なる付呪師。エルフの付呪法を会得した最初の人間ともいわれる
という人で、書籍を読むとその数奇な運命を知ることができます。
記事の最後に全文を載せておきます。
書籍「アージダルの転落」も展示可能で、図書館の2階、第一本棚(一番左側)に展示できます。
コルビョルン墓地で入手可能な展示品
- コルビョルンの頭蓋骨
ドラゴンボーンの間の地下にある「秘密の間」に展示 - コイン:アカヴィリの王室印貨
東展示室の不可思議の間にあるコインケースに展示 - アージダル装備一式
英雄の間の専用スペースに展示
*回収場所や付呪効果はバニラと同じです。アージダルの預言のヘルム
アージダルの報復の鎧
アージダルのシールドの篭手
アージダルのアルカナの指輪
アージダルの死霊術の指輪
アージダルの水歩行のブーツ
*この水上歩行のブーツを装備して、なおかつアージダルの他の装備を3つ以上装備すると「アージダルの才能」(付呪+10)という効果が得られます。
アージダルの仮面と呪われた服
LotD対応mod「Konahrik’s Accoutrements」を入れている場合、ドラゴンプリーストのアージダルを倒すと仮面とは別にアージダルが身に着けていた防具を入手できます。
呪いを解くと専用スペースに展示できます。
呪いの解き方など詳しくはこちら↓
書籍:アージダルの転落
ハルンド・グレイクローク 著
人が初めてスカイリムの大地を歩いた、今となっては誰も覚えていない時代、サールザルの街に偉大な付呪師が現れた。少年の頃から、彼が天性の魔法と技巧を持つことは家庭教師たちの目にも明らかだった。
大人になった時には、彼の技能は教師の誰よりも優れていた。一族の中にいて学ぶべきことはもうないと気づいた彼は、妻と子を残し、達人エルフの下での修行へと旅だった。
1年、2年、3年の時が過ぎた。
そしてようやくサールザルに戻った時、そこには廃墟しかなかった。エルフが街を荒らし、生きた者は皆殺されたか、去っていた。
灰となり、まだくすぶっている故郷の廃墟に立って、彼は恐ろしい復讐の誓いを立てた。
そしてそこから生まれた伝説が、憤激の破壊者アージダルという呼び名を彼に与えたのである。
一人きりでは何もできなかったため、他の誰よりも技能に打ちこみながら、彼は好機を待った。
ドゥーマーからは、金属が持つ7つの性質と、それらを調和させる方法を学んだ。
アイレイドからは、エルフさえ忘れ始めていた古代のルーンと原初の魔法を学んだ。
ファルメル、チャイマー、アルトマーに混じって旅し、それぞれから学べることを学び、その間もずっと、それらの知識を復讐に活かす方法を考えていた。
ついに、イスグラモルと同胞団がアトモーラから新たにやって来たという噂が彼の耳に届いた。
3昼夜かけて彼は北に向かい、氷で覆われた海岸に到着した彼らに会った。
そこは彼らに立ち向かうエルフが要塞を築いたサールザルの廃墟に近い場所だった。彼はイスグラモルたちの力となり、それまでに労働で生み出したあらゆるものを差し出した。
アトモーラの鋼鉄に彼の付呪が染み込んだおかげでエルフは目の前で倒れ、ようやく彼は復讐を遂げた。
しかし彼は満足しなかった。
技術そのものが彼の人生となり、知識への渇望が彼を悩ませ続け、さらに深く追求せずにいられなかった。長い時間をかけてようやく彼はエルフの教えをすべて学んだが、まだ満足ではなかった。
彼はドラゴンルーンの秘密を追求し、それによって大司祭の地位まで得たが、まだ満足ではなかった。
ついにはオブリビオンの世界にまで目を向け、そこで力を得て、正気を失った。
そこで彼が危険を冒し、二度と戻らなかったという者たちもいる。
あるいは、仲間のドラゴン・プリーストに裏切られて殺されたか、愛するサールザルの地中の廃墟にある隠し場所に追いやられたという者もいる。
ソルスセイムのスコールでは、彼がこの島へと逃げて、遺品と共にコルビョルン墓地の地中深くに埋葬されたと言われている。
しかしそれはウィンターホールドの吟遊詩人が語った物語に過ぎない。
真実が何であれ、アージダルの伝説は戒めとして伝えられたものである。
完ぺきを追求するうち、追求そのものに心を奪われてしまわないように、人は気をつけなければならないということだ。
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