ある日、博物館に戻ってみると・・・、あれ?どこかで見た書き出しだな。
どうもこのドラゴンボーン・ギャラリーは、冒険から帰ると何か起きているパターンが多いです。
それだけスカイリム内での認知度が増えているんでしょうか?
前回のクエスト「ナイトミュージアム」と同じように、博物館が機能しなくなるこのクエスト。
今回は「幽霊騒ぎ」ではなく「博物館の強奪騒ぎ」。
ネタバレになりますのでご注意を!
LotDクエスト:昔日の影
開始条件
- 最初のクエスト「興味深い調査」が完了
記事はこちら
【スカイリムSE】プレイ記録56:ドラゴンボーン・ギャラリー始動ドラゴンボーン・ギャラリーの冒険者求む!、というチラシにつられてソリチュードへ上京しました。トレジャーハンターになるには3つの秘宝を集めなければなりません。すぐに見つかるよ。 - 400個の展示品
この条件を満たしたあと、博物館をいったん離れる必要があります。
(ゲーム内で最大24時間かかる場合も)
また、クエスト「ナイトミュージアム」が始まっている場合は先に終わらせておく必要があります。
これらの条件が満たされた時、博物館に戻ると展示物が根こそぎ無くなっいて、あちこちに博物館の衛兵たちが倒れています。
英雄の間1Fの中央、噴水のところにこの博物館の最初の衛兵、アヴラム・シャジールが力なくうなだれて座っています。
クエストの目的
博物館から根こそぎ奪われてしまった秘宝や遺物を取り戻すのが今回の目的。
まずは、強奪の犯人はいったい誰なのか?
いわくつきの過去を持つ男、アヴラムの話を聞くところから始まります。
クエストライン
最初に、アヴラムが自分の過去を打ち明けてきます。
ところでアグラムはわりと早い時期に登場します。博物館の衛兵隊長としてオーリエンに雇われました。
元々はハンマーフェルの出身だがここ数年はスカイリムに居たというアグラム。
以前は何を?
なんて質問をこの時私はしていましたが、今考えると伏線だったんですね。
この時のアグラムは、「ちょこちょこしたものを」と言葉をにごしています。
ドーンスターの港で倉庫の警備の仕事を始めたところ、オーリエンの募集を見て採用されたようです。
また、当時オーリエン館長との会話でもアグラムは信用できるのか?などと聞く場面がありました。
やけにからまれるNPCだな・・なんて思っていたのですが、ここにきて主役級に浮上してきたわけです。
アグラムの過去
ハンマーフェルに居たころ、バンコライ西部で活動する山賊団の一員だったようです。
せっかく足を洗ってまともな生活を送っていたのに、昔の仲間たちが金の匂いを嗅ぎつけて襲撃してきたんだと。
実は私はこの時点でアグラムもグルなんじゃないか?と疑ってました。えぇ、間違いです。ごめんなさい。
アグラムは「元仲間たちのスカイリムでの隠れ家」に心当たりがあるというので、略奪された品々を取り返しに向かいます。
(ぜったいこれは「罠」かとまだ疑ってたw)
強盗の痕跡をウィンドコーラー峠で調査する
まずは北ウィンドコーラー峠で強奪品を取り返します。
襲ってくるのは「アリクル強盗」、「アリクル戦士」という敵。
これがなかなか強いし、後半は数も増えるので注意。
広間の奥に「盗まれた秘宝」があるので回収します。
次に向かう場所の手掛かりを見つける
近くに「ジェラールからのメモ」というメモを見つけます。
ジェラールからのメモ
戦利品を持ってなんとかソリチュードから出られたら、ほとぼりが冷めるまでそいつを必ず隠し通せる暗く奥深い穴を確保しておけ。俺らはエンゲルマン砦に向かい、幾ばくかの略奪をして、すぐさまねぐらを離れ山伝いに移動する。お宝は山のようにある。たちどころに移動させることは望めないだろう。俺はしばらくここに滞在することにする。
-ジェラール
*ちょっと翻訳変更済
手紙に出てくる「エンゲルマンの砦」は、アヴラムによると「エンゲルマンの安息所」(翻訳の差異かな)で場所は知っているようです。
手紙の差出人「ジェラール」は、かつてアヴラムが居た盗賊団のリーダーの男。
「いくつかの秘宝はすでにハンマーフェル行きのキャラバンに積んでいるようだ」と、この手紙から読み取ったアヴラムは(どこに書いてある??)、ファルクリース近くの峠に先に向かい、キャラバンから秘宝を奪還しようと提案してきます。
ここでなぜかアヴラムは、「偵察するのでお先に~」と去っていきます。
キャラバンがスカイリムの国境を越えるのを阻止する
ファルクリースの南にクエストマーカーが出ています。
ここでもアリクル戦士が多数、襲ってきます。油断するとやられてしまいます。
キャラバンの荷車に載せられた秘宝を回収します。
エンゲルマンの安息所でジェラールと対決する
エンゲルマンの安息所は、ヘルゲンの南辺りでマーカーが地図上に出ます。
洞窟に入るとすぐにアヴラムが話しかけてきます。
ジェラールと話をしたいと言い出すアヴラム。
私は、まだここでも少しだけアヴラムを疑ってました。
話をしたいと言いつつ・・・。
「ばかめ!お宝は頂きだ!なぁジェラール!!」
なんてアヴラムが突然言い出すんじゃないかなぁって。
結局そんなことはなかったんだけど、このあたりからアヴラムに対する会話の選択肢が出るようになり、後半では彼を許すのか、きちんと償わせるのか、選べるようになります。
途中の会話はどれを選択しても進行に支障はないです。最後の最後だけちょっと関係してくるかな。ネタバレは記事の後半で。
洞窟内の罠と仕掛け
ジェラールの居る場所に到達するまでのいくつかのポイント。
罠、多し
こういった「通らざるをえない」狭い通路に、強力な罠が仕掛けられています。やらしいねぇ。
先に魔法を当てるなどして、罠を作動させてから進みます。
様々な扉の仕掛け
近くのハンドルで開く扉とか、
やけに鎖がたくさんある紛らわしい扉とか、ちなみにここは相当ウロウロしちゃいました。
この3枚の扉の奥の空間に、さらに先へ続く扉が1枚あるんだけどその開け方がなかなかわからんかった。
空間内には骨がたくさん落ちていて、走り回るたびに地味にダメージ喰らうし。
この3枚の扉の奥に、「シンドラ」という名前持ちのハグレイヴンが居ます。
ここに来るまで、ハグレイヴン臭満載だったのでどこかに居るとは思ってました。
(串刺しの獣の頭とか、人骨とか)
「シンドラ」を倒しても羽くらいしか持ってないけど、この室内の台の上にお宝があるので取り損ねないように。
奥の扉を開く鎖は、室内にありました。すぐ近くに・・・・・・。
先へ進むと「エンゲルマンの聖域」へ通じる扉があります。
エンゲルマンの聖域
目的地は北東ですが、ギャラリー展示品の「ウェアウルフの毛皮」が南東エリアで入手可能。
(ほかでも入手できるかも・・・です)
「ウェアウルフの毛皮」の展示場所は、ドラゴンボーンの間の地下にある「秘密の間」。
”他人に言えない個人的趣味空間”内にあります。
その面白そうな個人的趣味空間はどこよ?って方はこちら↓
北に戻り進んでいくと、中央に木がある錬金術空間のような場所に出ます。
ここで「ドンドラの鍵」と、展示可能な書籍を入手できます。(書籍は他でも入手可)
鍵は先にある扉を開けるのに必要なので忘れずに。
最終決戦場:ジェラール登場
こいつがジェラール。想像より優男でしたw
結局、アヴラムの話は通じずにジェラールと戦闘になってしまいます。強力な魔法をぶっ放してくるのと、敵もわらわらと大量に沸くので危険な戦闘になります。
3回、やられました(-_-;)
残りの盗まれた秘宝を回収する
ジェラールの持ち物から「檻の鍵」を回収。
階段を上がった先の石の隠し扉を鎖で開き、檻を開けて最後の「盗まれた秘宝」を回収します。
アヴラムと話す
秘宝を回収したあと、アヴラムと会話をしないと先へ進みません。
アヴラムは先ほど戦闘した場所のジェラールの遺体の側にいます。
ジェラールはアヴラムの実の兄。それでもアヴラムは冷静にふるまいます。
ここでアヴラムを許してあげる選択も出てきますが、処罰を保留すると博物館に戻ってからオーリエンを交えて話し合いがされます。
兄の埋葬の時間が欲しいというアヴラムを残して、博物館へ戻りましょう。
博物館でオーリエンに秘宝を渡す
「秘宝を渡す」と言っても、作業場で放心状態のオーリエン館長と会話をすれば完了です。
幽霊騒ぎに続き、今回の騒動。お祓いでも行きません?館長。
全ての展示品を元に戻し、博物館を再稼働させるのに2日間かかります。連絡が入るまで待ちましょう。
アヴラムの処分を決める
復旧したよとメッセージが入り、博物館へ戻ると迎賓の間にアヴラムと館長が居ます。
この時は、ちゃっかりマクナリアン卿も同席していました。肖像画や兜も盗まれたのでジェラールたちを呪ってくれればよかったのに。
アヴラムの処分の選択肢は3つ。
許すか、降格させるか、クビにする。
ただ、クビにするを選んでもオーリエン館長が「待った!」をかけるので、実質、許すか降格です。
降格を選ぶと、衛兵隊長を新しく迎えアヴラムは隊長職から一般警備員になります。
しばらくそのデータで進めましたが、新しい衛兵隊長がいつ現れるのかよくわからなかった。
ここは、
実の兄弟であっても、ジェラールに立ち向かい秘宝を取り戻すことに協力してくれたアヴラムをゆるしてあげよう
という寛大な気持ちで話を進めると、アヴラムが父から譲り受けた剣(実際はジェラールが譲り受け、それを今回の騒動でアヴラムが入手したもの)「ハグラムの光」を入手できます。
この剣は、セーフハウスの暖炉の上に飾ることができます。
ただ、「展示物」としてはカウントされないようです(飾ったあとも展示品総数の数は変わりませんでした)
以上で、LotDクエスト「昔日の影」は完了です。
アヴラムは自分の過去に向き合い、昔の仲間や実の兄と接触しても自分を見失うことなくあくまでも誠実な態度を取り続けました。
そんなアヴラムを疑い続けた私の心の汚さを痛感したクエストでしたよ 😥
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