ウィッチャーのゲラルトと、本を求めて各地を放浪するプレイ。
今日の本:「鏡面」(防御スキルup付)
入手場所:見捨てられた洞窟
前回(「氷とキチン」)に続いて、また名作が誕生した。
写実的な描写と二人の戦士の数奇な運命。
これは是非、手に入れて読んで欲しい一冊だ!
鏡面
ベルディアー・レアンス 著
広々とした草原の上を風がなびき、数本の木を前後に揺すり、苛立たせている。明るい緑のターバンを巻いた若い男が軍に近寄り、彼の族長の和解条件を指揮官に渡した。そして彼は拒否され、戦が始まる。アイン・コルーの戦いである。
34年間、負け知らずの戦士が居た。
名を「ミンドゥスラックス」と言う。
彼の生き残る秘訣はこうだ。
戦闘で重要視すべきは「防御」だ。
相手が疲れるまでひたすら「防御」をするのだ。
疲れてきた相手が隙を見せた時、初めて攻撃をする。
その一度で決着はつく。
「打撃戦を鏡だと思え。右手で攻撃するときは、相手の左手を見ている。もし彼が私の攻撃を防御する準備ができているならば、私は叩かない。なぜ無駄な力を出さねばならない?」ミンドゥスラックスは眉を上げた。
そんな無敗の戦士、ミンドゥスラックスが人生で初めて、戦場で自分とまったく同じ戦いをする一人の傭兵に出会う。
お互いの周りを回り、防御と打撃、打撃と防御を交わし、戦いながらミンドゥスラックスは理解した。彼は完全な鏡と戦っていたのだ。
無敗の戦士、ミンドゥスラックスは、一瞬の隙を作ってしまい敗れてしまう。
彼を打ち破った傭兵。
名を「ジュリファックス」と言う。
本の題名「鏡面」は、打撃戦の戦い方を示唆し、彼ら二人の戦い方が瓜二つであることを示唆している。
そして、もう1つ「鏡面」が示唆する、ある事実。
魔女だけがそれを知り、そして沈黙した。
すべてを伝えるには、彼女は賢すぎた。
この本は名作です!!
このペースで「名作」が増えていくのか?
ゲラルトさん、ちゃんと読みました?
バッドエンドは苦手でね
(意外に繊細なんだ、ふふっ)
戦闘シーンはなかなか写実的で面白かったよ
冒頭の、”二つの軍は、ほこりの中を泡立つ小川のように殺到しあい~”の一文は、情緒的で惹かれました。
そうだな。「鏡面」という書名も示唆に富んでいる。確かに名作かもしれないな。
反省をもとに、次回からはクエストや依頼をこなす中で本探しを続けていきます。
これまで好き勝手暴れてごめんなさい、山賊の皆様方。
見境なく洞窟に飛び込んでいくこともなくなりそうだな
何か言いましたか?
風が吹いてきた
(ごまかしましたね)
書籍全文を読みたい方はこちら「Skyrim Library」様。
きちんと索引ごとに検索もできますしカテゴリも分けていらっしゃいます。
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