読者さんから「xTranslator本体のバージョンアップをする際に、既存の設定を引き継ぐにはどのような手順になるか」の解説をリクエストいただきました。
ちょうど最新版1.6.2が公開されていたので、実際に私の環境でアップデート検証を行ってみました。
※xTranslatorをこれから使い始める方へ
インストール方法や基本的な使い方、MO2との連携方法については、こちらの基礎解説記事をご覧ください。
最新版1.6.2のリリースノート

今回のバージョンアップの中身を見ると、主に、StarfieldやFallout76向けのメンテナンスがメインのようなので、我々Skyrimユーザーにとっては「安定性向上を目的としたアップデート」と考えて良いと思います。
まず最初にお伝えしておきたいのですが、今回の検証では「設定がどこに保存されているのか」までは特定できませんでした。
そのため、本記事では実際にアップデートを行った結果、どの設定が引き継がれ、どの設定が初期化されたのかを検証結果としてまとめています。
朗報 DeepL復活
最新版のリリースノートで一点、非常に気になる内容がありました。それがこちら
Translation API: DeepL credential has been updated to latest API version.
(DeepL の認証情報(Credential)を最新のAPIバージョンに対応)
ご存知の方も多いかと思いますが、2026年現在、DeepLの接続仕様の変更に伴い、xTranslator上でDeepLのAPIを設定しても翻訳ができない状態になっています。

現在私が使っているバージョン1.6.0でDeepLでの翻訳を試みると、このようなエラーが出てきます。
error:403と出ているので、設定したDeepLのAPIキーが間違っているわけではなく、「認証方式が古いから拒否します」とエラーが出ています。
結論を言うと、xTranslatorのバージョンアップでDeepLを利用した翻訳は復活しました!!

今回のアップデート最大の目玉は、DeepLが再び利用できるようになったことだ。
では、読者様のご質問にあった「既存の設定の引き継ぎ」に関してまとめてみます。
アップデート手順
1.まず最新版をこちらからマニュアルダウンロードします。
Main filesの入っているのは1つだけなのでこれをダウンロードします。
※version 1.6.2

2.念のため、既存のxTranlatorをフォルダごとコピーしてbackupを取った後に、ダウンロードした最新版ZIPファイルを展開し、中身を既存の_xTranslatorフォルダへ上書きコピーします。
xTranslator 1.6.0 → 1.6.2 検証結果
引き継がれた設定
| 項目 | 結果 |
| 日本語インターフェース | ✅ 引き継がれた |
| ゲームパス | ✅ 引き継がれた |
| Stringsフォルダのパス | ✅ 引き継がれた |
| ユーザー辞書(UserDictionaries) | ✅ 引き継がれた |
引き継がれなかった設定
| 項目 | 結果 |
| 翻訳先言語 | ❌ French に戻った |
| 表示テーマ | ❌ 標準テーマに戻った |
| DeepL APIキー | ❌ 再入力が必要 |
アップデート前にやっておくこと

今回の検証では、日本語インターフェースやゲームパス、Stringsフォルダの設定など、多くの項目はそのまま引き継がれました。一方で、翻訳先言語や表示テーマ、DeepLのAPIキーなどは初期化されていたため、アップデート前に以下の項目を確認しておくことをおすすめします。
- DeepLやGoogleなど、利用している翻訳APIのAPIキーを控えておく
- 翻訳先言語(Target Language)を確認しておく(日本語)
- 表示テーマなど、自分で変更している表示設定を確認しておく
- 念のため、現在の_xTranslatorフォルダを丸ごとバックアップしておく
私はDeepL以外の翻訳APIは使用していないため確認できませんでしたが、今回の結果を見る限り、他のAPIキーについても再入力が必要になる可能性があります。
また、APIキーを控え忘れてしまっても、バックアップしておいた旧バージョンを起動すれば設定画面から確認できますので、慌てる必要はありません。
ユーザー辞書について
一つ勘違いをしてしまいました(笑)。
アップデート後に以前翻訳したESPを開くと、そのまま翻訳済みの状態で表示されたため、「ユーザー辞書も問題なく引き継がれている」と早合点してしまいました。
けどよくよく考えたら、翻訳済みESPは翻訳内容そのものがESPファイルに上書き保存されているため、それだけではユーザー辞書が残っている証拠にはなりませんよね。だってもう翻訳されているんだもの。
そこで改めて xTranslator\UserDictionaries フォルダを確認したところ、各MODごとの辞書ファイルはアップデート前のタイムスタンプのまま残っており、ユーザー辞書も正常に引き継がれていることを確認できました。
一方、「辞書の構築」を実行したため、Skyrim本体(Dawnguard・HearthFiresなど)の辞書ファイルだけは新しいタイムスタンプに更新されていました。
今回の検証では、設定の保存場所までは特定できませんでしたが、通常の上書きアップデートでどの設定が引き継がれ、どの設定が初期化されるのかを確認することができました。
同じようにアップデートを検討されている方の参考になれば幸いです。

上書きアップデートでもユーザー辞書は保持されることが確認できましたが、万が一に備えて _xTranslator フォルダ全体、特に「UserDictionaries」フォルダはバックアップしておくことをおすすめします。
この記事は読者様からいただいたご質問をきっかけに検証しました。ありがとうございました。


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