アルドメリ・ドミニオン所属のプレイヤーの第2マップは、オーリドン。
サマーセット諸島の中で2番目に大きいオーリドンは、ハイエルフにとって彼らの平和な島とタムリエルの動乱との間の緩衝材に常になってくれる場所だ。オーリドンのアルトマーは、侵略者や海賊や疫病との何世代にも渡る戦いを経て強健な心と体を得た。
ハイエルフとアルトマーは同義語である。
エルフの原種はアルドマー(Aldmer)で、アルトマーはその直系に最も近い種族であると言われている。アルトマーの英語表記は<Altmer>。
<ハイエルフ>は言ってみればシロディールにおける<アルトマー>の通称で、主にエルフ族以外の種族が使う呼び名。
一方<アルトマー>はエルフ族内での呼び名になる。
ゾーンクエスト1:安全の確保
ロケーション | オーリドン | ゾーンクエスト一覧(時系列順) | |
1.安全の確保 | 2.敵対的な状況 | 3.タンゼルウィルへ | 4.女王の名の下に |
5.女王の儀式 | 6.マティースンへ | 7.手掛かり合わせ | 8.スカイウォッチへ |
9.ベールを暴く | 10.ベールの着用 | 11.ドーンブレイクへ | 12.灰の中から |
13.ファーストホールドへ | 14.障壁の破壊 | 15.全てを切断 |
今の状況
ケナーシズルーストの最後のゾーンクエスト「オーリドンへ」から続いている・・・
<”オーリドンへ”のラストシーン>
街の入口へ向かうとアスターニャ警備隊長が厳しい顔をして立っているのを発見する。
ごきげんよう。私は警備隊長のアスターニャだ。街に女王がいらしているため、厳戒態勢を敷いている。どこから来た?
ケナーシズルーストから戻ったばかりだ。ラズム・ダーに言われて来た。島がマオマーに襲撃された。
ラズの使いなのか?これは難しい話になるな。伝えてくれてありがとう。女王の敵は四方にいる。彼女の護衛は常に警戒する必要があるし、この情報は警備のために重要だ。
アスターニャ警備隊長の会話の続き
マオマーの状況は確実に関係者に伝えておく。心配するな。ところで、お前の名前は?公式名簿に記載せねばならない
このアスターニャ警備隊長。会話の最初の方では職務熱心な様子でおかしなところはないのだが、アイレン女王の話になった途端に自らの女王に対しての言葉とは思えない発言が目立ってくる。
アスターニャ警備隊長の話ではアイレン女王は数年前、宮廷から離れてどこかに消えていたようだ。
女王はアルドメリ・ドミニオンを導く権利(宮廷に戻り王族として認められる?)を取り戻すために帰還したと言う。
また、アスターニャ警備隊長は「アルトマー全員が同盟を望んでいるわけではない」などと不穏な事も言っている。
文章で書くと伝わらないが、これは”そういうアルトマーも居る”という警備隊長としての言い方ではなく、アスターニャ本人がそう考えているというニュアンスの発言だ。
あちこちに置いてある<情報が古くなったドミニオンの新聞>
ケナーシズルーストの善良な市民たちよ!
諸君もこのすばらしい島のサルモールの代表者たちにはもう気がついているだろう。アルドメリ・ドミニオンの代理人は、明るい未来の前触れである!
ドミニオンの海軍の誇りである壮麗な金色の艦隊もすぐにミストラルの自由港に入り、長期にわたって食料を供給してくれるだろう!
宿の主人よ、ベッドの用意を!商人よ、3倍の在庫に確保を!多数のドミニオン兵が長期休暇中に金をばらまく!繁栄を!安泰を!調和を!
ミストラルの街や島の街道などでドミニオンによる街頭演説も見ることができる。
演説するのはハイエルフではなくカジート、というところが面白い。
ドミニオンの統治により計り知れない繁栄の機会が訪れる。ドミニオンの一部となれば安全が手に入る。
繁栄!治安!統一!そしてドミニオンのために!ケナーシズルーストとドミニオンの力を合わせて統一を成し遂げよう!ドミニオンは全ての参加希望者を歓迎する
アルドメリ・ドミニオンはまだまだ一枚岩ではないようだ。このような情勢のなかではアイレン女王のリーダーシップが重要になってくる。
名前は●●●(プレイヤーの名前)だ
確かに書き留めた。オーリドン第一海兵隊の命により、バルケルガードはお前の訪問を記録した。
問題を起こさず、公務の邪魔をしないよう最善を尽くしてくれ。それでは
忙しそうだ。何か手伝えることは?
手伝い?必要ないだろう
いや、そうだ。今、衛兵隊は全員手が離せない。もしよければ、私のために仕事をしてくれないか?
やろう
素晴らしい。女王の宮廷の二人と話をして欲しい。側近ノリオンと執事エミンウェだ。二人とも衛兵の助力を望んでいるが、今は人を出す余裕がない
どちらと最初に話す?
<選択>(どちらでも問題ない)
・まず側近と話す
優先順位が分かっているな。彼はここから西の倉庫にいる。私の使いだと必ず伝えるように。
二人と話したら、街の上層にいる私の所まで報告に来てくれ
・まず執事と話す
執事はここから東の倉庫にいる。彼女には、私の使いだと必ず伝えるように。
二人と話したら、街の上層にいる私の所まで報告に来てくれ
分かった
それで、何をぐずぐずしている?
アイレン女王についてもっと教えてくれないか?
頭でも打ったのか?女王はアルドメリ・ドミニオンを率いている。
数年前は宮廷から離れ、どこかに消えていた。しかし今は、権利を取り戻すため帰還している。同盟を導くためにな
彼女はどこにいた?
タムリエル中で遊んでいたんじゃないか?誰も知らないし、気にしない
仕事を辞めて、飽きたらまた復帰したいと思うことはあるよ。ふん
女王の演説とは?
多分<ドミニオンの団結>の話だな。アルトマー全員が同盟を歓迎している訳ではない
悪く思うなよ
オーリドン第一海兵隊とは?
アイレン女王の私兵だ。バトルリーブ・アーセルモが率いている。ドミニオンで最も着飾った戦士たちだ
(あなたは)海兵隊員ではないのか?
違う。私はこの街の衛兵隊長。海兵隊は女王の右腕だ。私の任務は街の警備だ
ラズム・ダーが旧友だと言っていたが?
はっ!想像力がたくましいな、あいつは。もちろん知り合いだ。何回か剣を交えたこともある。だが、友人と呼べるかどうかは分からない。奴が女王と契約してからは
女王と契約?
言わなかったのか?もちろん言わないだろうな。あいつは知り合いで一番の嘘つきだ。ラズム・ダーは女王自身に直接仕えている。ある種の極秘諜報組織だ。盗人や嘘つき、そんな奴らでいっぱいのな
オーリドンヘの入口である、バルケルガードの街に着いた。アルドメリ・ドミニオンの新たな指導者であるアイレン女王が公の場に姿を現す準備をしているため、厳戒態勢にある。
西の倉庫にいる側近ノリオンと話す
(東の倉庫のどこかにいる、執事エミンウェと話す)
側近ノリオンと話す(執事エミンウェと話す)
忙しいんだ。あっちへ行け
ノリオンの話ではアイレン女王警備の海兵配置計画が泥棒に盗まれてしまったらしい。
これでは警備体制に大きな支障が出てしまう。
倉庫に入って行ったという泥棒から計画書を奪い返す。
アスターニャ警備隊長に送られてきた、と伝えさせて欲しい
ほう。それなら、お前で十分だ。
私の召使がある倉庫まで泥棒の後を尾けた。その無知な悪党は、今度の女王の演説のための、海兵の展開計画を盗み出したんだ。
泥棒はなぜ盗んだ?
分かるわけないだろ。泥棒じゃないんだからな。どっちにしろ、あの配置計画を持ち去られてはならない。
女王の警備を突破するために使われるかもしれない。それだけは避けたい
調べてみる
倉庫の中で配置計画を探す
海兵の展開計画を探す
ノリオンが立っている場所のすぐ近くに<バルケルガードの倉庫>がある。
倉庫に入るとアサシンと山賊が対峙している。
よせ、言うとおりにしただろ?
あぁ・・あぁそうだな。
アサシンが山賊を殺して消え去るが、<海兵の展開計画>が床に落ちたままなので回収する。
これは・・・いったいどういう展開なんだろう?肝心の計画書を置いたまま消え去るアサシンとは?
側近ノリオンが話していた配置計画を見つけた。倉庫の外で側近ノリオンに報告する
側近ノリオンと話す
それで?配置計画は見つけたのか?
ノリオンに計画書を入手したことと犯人はアサシンに殺されたことを告げると、計画書はそのまま持っていてくれ、とか、犯人についても大して興味がなさそうな素振り・・・どうもこちらとかみ合わない言動だ。
展開計画は見つけたが、泥棒はもう死んでいた
そうか?気の毒にな。
配置計画は持っておいてくれ。次に隊長に会った時、渡してくれたらいい。
その間に、私は女王の元へ行かなければ
死んだ泥棒のことは気にならないのか?
ああ。犯罪者同士の確執か何かだろう
それでは。他に用事があるなら、君もすぐ行きたまえ
執事エミンウェの手伝いに行く。彼女はどこにいる?
私が執事の助手に見えるのか?平民だと思ってるのか?違うぞ。だが、たまたま彼女の居場所は知っている
港のすぐ北にある、東の倉庫だ。もう行ってくれ
とりあえず、ありがとう
彼女が自分の任務を忘れていないといいが。あの女はすぐにカッとなる
港の北端にある倉庫で執事エミンウェを探す
執事エミンウェと話す
ごめんなさい、今は手が空いてないの。やることがいっぱいあって、とても忙しい
倉庫の中でテンパリ気味のエミンウェと話すと、アイレン女王の祝宴の準備をしていた料理人が突然重病になったという。
これが女王反対派の妨害工作だったら料理の食材の安全を確かめないといけない。
アスターニャ警備隊長に送られてきた、と伝えさせて欲しい
あら!えっと、そうね。何だっけ?そうだ、食料ね。
二人の料理人が、女王の祝宴の準備をしている最中に重病にかかったのよ!何かの妨害工作だと思うの。全ての食糧が、安全であることを確かめて
かなり動揺しているようだ。何をすればいい?
動揺はしてない。全然してないわ!
私はここを調べる。あなたは隣の倉庫に行って。全てのものが新鮮で怪しいものがないか確かめて
見て来よう
料理がどうなるかとても心配だわ。問題の原因が見つかることを祈ってる!
近くの貯蔵庫を調べて工作の証拠を探す
ええ、この者は魚が好きよ。それがおかしい? 会話は一方通行。
ズラナといえばケナーシズルーストのサイドクエスト:ムーンシュガーの治療で出てきたカジートと同じ名前。でも見た目は全然違う。ただの同名なのだろうか?
毒物の証拠を探す
隣の倉庫の内外に木箱や樽がたくさん置いてある。
一つ一つ調べていくと・・・、
毒入り肉(バルケルガードの港にあった塩漬け肉。近くで嗅ぐと変な臭いがする)を発見する。
執事エミンウェに報告しようと外へ出ると、そこで待つんだ!と言いながら<継承者の兵士>が突然襲い掛かってくる。
<継承者の兵士>。この敵の名前の意味はのちほど解明する。
怪しい塩漬け肉を発見した。毒が入っている可能性がある。倉庫にいる執事エミンウェの元へ戻る
執事エミンウェと話す
何か見つかったか?
側近ノリオンとは違い、執事エミンウェはただ単純に職務熱心でやることが多過ぎてテンパっているだけのように見える。
<毒入り肉>をアスターニャ警備隊長にみせるように言われた。
襲撃してきた者については、港の積み荷を狙う盗賊だと考えているようだ。
「この辺りでは気をつけてね」なんて優しい言葉もかけてくれたりして・・・基本、いい人のようだ。
塩漬け肉を見つけた。毒入りのようだ。
星たちに感謝を!問題を発見してくれたわね
それは持っておいて。隊長が見たがるはずよ
何かの制服を着た男に襲われた
制服?ふーむ。盗賊かもね。奴らは積荷を盗もうと、いつも港をうろついているから
この辺りでは気をつけてね
隊長に会った時に証拠を渡す
もう、やることがいっぱいなの。ごめんなさい。彼女の期待を裏切れない
アスターニャ警備隊長に報告する。街の上層で報告するよう頼まれていた
アスターニャ警備隊長と話す
何を見つけたか教えてくれ
アスターニャ警備隊長に報告すると、彼女の部下の警備兵ヘルディルが女王への陰謀に関与している悪党を追い詰めた、私に尋問を行えと言う。
見つけてきた証拠の「海兵配置計画書」や「毒入り肉」を渡そうとするが、「持っていろ」と言われてしまい受け取ろうとしない。
またまたアスターニャ警備隊長の言動を不審に思いながらも進めて行く。
ああ、これを見つけた・・・
良くやってくれた。聞いてくれ。急かしたくはないんだが、もう一つやって欲しいことがある
私の部下のヘルディルが、近くで悪党を追い詰めたらしい。このクズからは色々聞き出さねばならない
彼は何をした?
説明する時間がない。女王への陰謀に関与している、としか言えない
奴への対処には、お前のような者が必要だ。衛兵には話そうとしない
この証拠を渡そうか?
しばらくもっていろ。ヘルディルはこの階段を上がったところにいる。右の家だ
行くんだ。覚えておけ。これは女王への奉仕だ
女王のために
早く行け。ヘルディルは長くは持たない
警備兵ヘルディルと話すよう、妙に急いだアスターニャ警備隊長に言われた
警備兵ヘルディルと話す
セラス・アランドスの家の前に、警備兵ヘルディルと警備兵ファリターレが立っている。どうやらアスターニャ警備隊長が言う<悪党>はこの家に立てこもっているようだ。
警備兵ヘルディルとしか会話はできない。
ゆっくり下がれ。問題が起きた
アイレン女王に指名手配されている危険なエルフが立てこもっているらしい。
知っている情報をしゃべらせるために生け捕りにしないといけない。
エルフは半分おかしくなっているから耳を貸すなと言うのだが。
隊長に頼まれてきた。助けが必要だって?
おお、隊長からの助けか。素晴らしい。中に危険なエルフを追い詰めている
彼は女王に指名手配されている。貴重な情報を持っているはずだが、扉に近づく度、自らの命を絶つと脅してくるんだ
何をすればいい?
生け捕りにしないといけない。とにかく中に入ってあいつを喋らせてくれ。奴は半分おかしくなっているから、戯言には耳を貸すな
あいつを喋らせろ。こっちは後ろから動く。分かったか?
分かった
慎重に行けよ。生け捕りにしなきゃいけないんだ
家の中に犯罪者を追いつめた警備兵に、犯罪者と話すよう頼まれた
扉で容疑者と話す
衛兵と一緒ではない。話したいだけだ
なぜ信用しなければならない?
本当に死にたいのか?私が唯一の選択肢だ
分かった。だが、何もしようとするなよ。中に入れ
入ろう
中に入って犯罪者と話す
容疑者と話す
顔つきも声色も話し方も何もかもが柔和でとてもアイレン女王から指名手配されている危険人物には見えない。
アスターニャ警備隊長は<ベールの継承者>という集団の一員で、その集団の目的は「女王の暗殺」。
冒頭に出てきた側近ノリオンもその仲間で、<ベールの継承者>はノリオンを買収してアイレン女王の演説の場所を聖堂に変更させた。
そこならバルケルガードの警備を掌握するアスターニャ警備隊長の手中にあり、暗殺計画の遂行に便利だからだと言う。
倉庫で毒入り肉を見つけた後に襲撃してきた<継承者の兵士>とは、この<ベールの継承者>の一員だったことがこれで分かった。
時間?何のことだ?
連中が来る。あなたが陽動なのは分かっている。よく聞いてくれ
アスターニャ隊長は堕落している。彼女はベールの継承者という集団の一員だ
何?
ベールの継承者。彼らは聖堂で女王の暗殺を企てている
彼女(アイレン女王)の側近(ノリオン)を買収して、演説の場所をここに動かした。ここなら隊長が手中にあるからな
証拠はあるのか?
ない。見聞きしたことだけだ。お願いだ、女王に知らせてくれ。彼女は重大な危機にある。そして、ここの衛兵は・・・ああ
どうした?
<警備兵が入ってくる>
側近ノリオンやアスターニャ警備隊長に対する不信感が晴れるような告発だが、会話の途中で外に居た警備兵二人が突入してきて、フェイジョンを捕まえてしまう。
よくやった、市民よ。
裏切り者・・・、クズめ!
もう黙れ!お前を逮捕する!
私が仕えるのは女王だけだ!
もちろんだとも。ファリターレ(やれ)
もちろん、喜んで・・ハァーーーッ!
クソォ・・・。(フェイジョン、倒れる)
ここでの仕事は終わった。警備兵ともう1度話す
警備兵ヘルディルと話す
よくやった
警備兵ヘルディルは悪いやつには見えない。アスターニャ警備隊長を疑わず任務を遂行している真面目な警備兵、そんな感じだ。
捕えたフェイジョンのことも、「心配するな、彼は公平な裁判を受ける」と言っている。
ただ、「隊長の判決は常に公正だ」とアスターニャ警備隊長を妄信しているのが気がかりだ。
フェイジョンの言っていた女王暗殺を企てる<ベールの継承者>について、ここでは何も分からない。
アスターニャ警備隊長や側近ノリオンが女王を裏切り、その集団に加担している証拠もまだない。
彼をどうするつもりだ?
心配するな。彼は公平な裁判を受ける。隊長の判決は常に公正だ
今から彼女に報告したほうがいいだろう
正しい判断だ。この男は独房に連れて行くことにする。丁重にな
<クエスト完了>
本クエストはこれで完了となり、会話を続けていくと次のクエスト、敵対的な状況が開始する。
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