ケナーシズルースト3大農園の一つ「スペックルド・シルの大農園」の倉庫が無残に焼け落ちている。
火事の原因はいったい・・・?
この農園にもハラーニ首長のスクゥーマ撲滅運動密売人対策としてドミニオンから検査官が派遣されているが、この火事の原因についても調査をしたいと考えている。
サイドクエスト:家族経営
炎の広がり方が見えるか?普通の広がり方だと思うか?
農園にいる将校ロリンと話すことでクエストが開始される。
将校ロリンはサルモールから派遣された<検査官>(農園管理能力検査)だ。
<将校>という肩書だが、クエスト:ひとつまみのシュガーで出てきた<検査官タルマ>がロリンの上司らしい。
将校ロリンの話では、この農園の火事で経営者家族の父親が火傷を負ったようだ。
詳しい話を娘のアズビ・ラから聞き出したいが、サルモールの検査官に対して警戒しているようで協力的ではないようだ。
いや、ここでは働いていない
なら、船が難破してやってきたのか?足元に気をつけるように。大農園で火事が起きて、スキーヴァーがイライライしている
アズビ・ラは気の毒だ。彼女の父が火事で火傷を負ったようだからな
アズビ・ラとは誰だ?
アズビ・ラが父と大農園を経営している。あまり話をしてくれなかった
サルモールの検査官でなければ協力的になるかもしれない。もしこれが放火なら、調べる必要があるからな
アズビ・ラに話す
調査に戻らなければ、何か見つけたら、私はこの辺りにいる
ドミニオンがケナーシズルーストを管轄しているのか?
まだだ。善意により、この島における密売人問題の解決を目的に、ハラーニ首長を支援するためサルモールの最奥会議が我々を派遣した。
そしてもしこれが放火なら、罪人に法の裁きを受けさせる
サルモールとは何者だ?
ドミニオンの政府機関だ。私は将校で、平和維持を任されている。政府によって、数週間前にケナーシズルーストへ派遣された。
我々の上司は検査官タルマで、彼は島の中心にある<笑う月>大農園にいる
ムーンシュガーの大農園が悲惨な火事に遭った。悲劇から立ち直るため、大農園を経営する家族が支援を求めている
サルモールの将校ロリンが火事を調査している。大農園の経営者が、より詳しく事件のことを知っている可能性があると言う。アズビ・ラと話す
アズビ・ラと話す
農地から橋を渡った高台に瀟洒な家が建っている。ここがこの農園を経営する家族の家だ。
家の中では火傷を負った父ヤナリルが横たわり、娘のアズビ・ラが看病をしている。
夜中にムーンシュガー倉庫から出火した火事の原因はアズビ・ラにもわからないようだ。
この農園には借金があり、ムーンシュガーの収穫率が上がるこの季節に効率的に収穫するために錬金術に頼っていた。
父は炎の中から錬金術の道具を持ち出そうとして火傷を負ってしまったようだ。
その錬金術の道具が焼け残っていたらそれを薬と交換して、父を治したいと言う。
父の容態はかなり悪そうだ、急がなければならない。
ええ、夜中に私たちのムーンシュガー倉庫から出火しました。父は中に入って道具を守ろうとしたんだけど、やっとの事で抜け出したのです
ゼーゼー言う声が聞こえますか?甘い煙が肺を台無しにしたのです。もっと強力な薬が治療に必要なんです。でなければ、朝まで持ちません
何かできることはあるか?
父は錬金術の道具を守ろうとしたのです、もし一つでも無事だったら、薬と交換できますから
お願い。焼け跡から道具を見つけてください。父には時間がないのです。
焼け残った道具を探して来よう
道具を持って、すぐに戻ってきてください。薬と交換できなければ、この者の父は死んでしまう
なぜ農民に錬金術の道具がいる?
借金を返さなきゃいけません。もし、他の人が大きな土地を手に入れたら、市場でどうやってその量に対抗できると?効率的に収穫するには錬金術に頼らなければ。違いますか?
効率的な収穫?
ええ。この季節は収穫率がかなり上がりますから。今となってはどうでもいいことですけど
ここでできる作物は何だ?
ムーンシュガーってご存知ですか?この島ではムーンシュガーのサトウキビが良く育つのです。ここの人々は甘いものが好きで、食事の際にふりかける分がいつも不足している状態なんです
「兄は行方不明」だと言っていたか?
ええ。ザバン・マーはハリケーンのような気性です。大きな口論の後、怒って出て行ってしまって。人手が足りなくなりました。父はミストラルへの旅を取りやめなくちゃいけなくて、今父は・・・
部屋の中に「ザバン・マー(アズビ・ラの兄)の日記」がある。
日記を読むと近頃、妹のアズビ・ラの様子がおかしいと書かれている。
私には「薬を買うお金もない」と言っていたアズビ・ラだが、借金取りたちは姿を見せなくなり、食卓には高価な肉が並ぶようになっていたようだ。
金はどこから来てるんだ?と、兄のザバン・マーは訝しく思っている。
金はどこから来てるんだ?今年の作物はひどい有様だ。先月なんか、パセリ10株を引き抜くのがせいぜいだった。
なぜ妹はそこらをうろつきまわっているんだ?何時間も出かけておきながら、何もなかったような態度を取りやがる。
何かがおかしい。
家族が所有するムーンシュガー倉庫にある残骸から、錬金術の道具を回収するようにアズビ・ラに依頼された。父を救うため、錬金術の道具を治癒の魔法と交換したがっている
錬金術の道具を手に入れる
橋を渡って農園に戻ると将校ロリンが待っているので話す。
将校ロリンに錬金術の道具の話をすると、農民がなぜ錬金術の道具を必要とする?と疑っている。
収穫率を上げるためだって話をするが、妙な物を見たら知らせてくれと懐疑的だ。
不自然だ。農民がなぜ錬金術の道具を必要とする?
収穫を増やすためとアズビ・ラが言っていた
お前の邪魔はしない。もし何か妙なものを見たら、知らせてくれ
さらに疑惑を助長するかのように、農園の中にこんなメモが落ちている。
最後の警告だ、猫
ボスはご不満だ。その毛の生えた尻をまくって、もっと早く生産するんだな。でなけりゃ金は止まる。
忘れるなよ、俺たちは借金取りを抱えてるってことをな。ハザクの一言で、あいつらは明日にでもお前の家の扉を叩き壊しに来るだろうぜ。
CTB
*ハザクって誰?と記事の順番では分からないが、次のクエスト:ひとつまみのシュガーで明らかになる。CTBとは<クロスツリーの山賊>の略かと思われる。(山賊は英語でBandits。Cross Tree Bandits?)
さて焼けたムーンシュガー倉庫を3か所周って錬金術の道具が残っていないか探していくが、2か所を確認した時点で錬金術の道具の回収はできない。
最後の倉庫へ行くとそこには農園経営家族の長男ザバン・マーが居る。上に出てきた日記を書いたアズビ・ラの兄だ。
おい!家族の土地から出ていけ!
ザバン・マーに話を聞いてみる。
我が家の大農園を略奪するつもりなら、ボコボコにしてやるぞ!
衝撃的な事実がいくつも出てくる。
まず農園に火を放ったのは、農園を経営する家族の長男であるこの男ザバン・マーだった。
なぜ自分たち家族の農園に自ら火を放ったのか?
それはお金欲しさに、妹アズビ・ラが錬金術でムーンシュガーからスクゥーマを醸造していたからだ。
スクゥーマ製造の証拠を消すために火を放って錬金術の道具を燃やすのが目的だったようだ。
ちょっと短絡的・・・(;’∀’) 道具だけ燃やせよ・・・・・・。
父が外出していたと思っていたザバン・マーだが、この火事で父が負傷してしまったと知り激しく後悔することになってしまった。
アズビ・ラに錬金術の道具を探してくるよう頼まれた
遅すぎたな、砂糖泥棒め。この火が全ての炉を根こそぎ破壊した
ちょっと待て。妹がこの道具を自分で確認すると思ってたが、なぜ見知らぬ人間を使いに出した?
彼女はお前の父と一緒にいる。彼は火事で重傷を負った。
嘘だ!父はミストラルで貿易するため昨日出発した。そうだろ?
おい。火をつけたのはそのくだらない道具を破壊するためだ。父を傷つけるためじゃない!
なぜ自分の家の大農園を燃やす?
この前の収穫をサンダーバグに台無しにされた。借金があるのに、アズビ・ラは錬金術の道具を買ってきた。作物の改善のためだと言っていた。
だが、先週妹がスクゥーマを作っているところを捕まえた。あの悪の薬は生物を破壊する!妹が止めることを拒んだ時、何をするべきか悟ったんだ
・本当のことを言っている証拠は?
妹は爪に砂が入るのを嫌がるんだが、先日浜辺で何かを掘っていた。スクゥーマを埋める以外の理由はあるか?
父のところに行かなくては。浜辺に隠されたスクゥーマを探してくれないか?
・その道具を破壊するために、なぜ全てを燃やした?
家族を牢獄に送りたくない。その火はスクゥーマの証拠を破壊するためのものだ。
つい先日、妹が浜辺に何かを埋めているのを見た。次にそこへ向かうつもりだったが、父の側にいなければならない。妹が浜辺に隠したスクゥーマを探してくれないか?
スクゥーマを持ち帰ったら、どうするつもりだ?
それは俺が破壊する。再建のために金を使えば、スクゥーマの事はなかったことになる。スクゥーマの売人に扉を叩かれるなら、借金取りの方がマシだ。
俺の目は節穴か!父はミストラルにいたはずだったのに!
埋められたスクゥーマを探してくる
妹は埋めたものの近くに色鮮やかな貝殻を置いた。スクゥーマの小瓶が詰まった袋が、側にあるに違いない。
俺は父の所に行く。もし何か見つけたら持ってきてくれ
スクゥーマを見つけたら届けよう
父の様子を見に行かないと
妹はスクゥーマを製造して、どれくらいになる?
それほど長くはない。月末には借金取りが我が家の扉を叩きに来るが、先月奴らは来なかった。理由を尋ねると、アズビ・ラは心配するなと言っていた。
彼女の悪巧みだったに違いない。いつも父親を意のままに操っていたからな
スクゥーマとは何だ?
小瓶の中の死だ。正しくムーンシュガーのサトウキビを抽出すると、その結晶は人を幸せにも愚かにもする。間違った方法でやると震えの発作が出て、口から泡を吹き死んでしまう
ザバン・マーは妹のアズビ・ラが危険な薬、スクゥーマを醸造していると知った。錬金術の道具を破壊するため火を放った。彼は付近の浜辺に彼女がスクゥーマを埋めるのを目撃し、回収するよう依頼してきた
スクゥーマを探す
立ち去れ!クロスツリーの山賊は同業者に容赦しない!
浜辺へと降りてマーカーを頼りに移動し目的地に近づくと<クロスツリーの山賊>が現れる。なぜかこちらを<同業者>と思っているようだ。
山賊を倒し<固められた土>を調べて<スクゥーマの瓶の袋>を回収する
浜辺でスクゥーマを発見した際、クロスツリーの山賊に襲われた。アズビ・ラの元へ戻り、スクゥーマをどうするか決める
ザバン・マーと話す、将校ロリンと話す
屋敷に戻ると、建物の裏手に関係者が勢ぞろいしている。
そこには負傷していた父ヤナリルのお墓が・・・・・・。
タスクはザバン・マーと話すだが、近づいてくる将校ロリンとの会話を進めないとザバン・マーと話すことができない。
妹のアズビ・ラも会話は成り立たない。
父さん・・・父さんは死んでしまった。どうして、ザバン・マーは自分の家族を壊したりしたの?
お願いです、放っておいてください
以後、アズビ・ラはこの台詞しか発しなくなる。画像を見ると分かるが残念なことに「放っておいてくだい」と脱字がある。
この台詞からもわかるように、このような惨事が起きてしまったのはスクゥーマを製造するという自らの悪事が引き起こした結果だとは思っていないようだ。
自分の農園に火を放つという手段を取った兄の悲痛な気持ちをまったく理解できていない。
と私はアズビ・ラのことを見ていて、これがこの後の選択に大きく関わってくる。
兄弟二人と会話が出来ないので将校ロリンとの会話を進めていく。
将校ロリンは私の事をスクゥーマの密売に関わっていると勘違いをして問い詰めてくる。
ここから究極の選択が開始される。
もちろん自分がスクゥーマ密売の首謀者だ!なんて選択はないが、アズビ・ラがスクゥーマ製造に関わっていたと告発するか、嘘をつきとおして兄弟たちに再出発のチャンスを与えるか・・・だ。
裏を取った。イーグルズ浜にいた難破船の生存者で、お前のことを知る者はいない。
もう嘘はやめるんだ!スクゥーマを密売しているだろう?
スクゥーマの密売などしていない
あの農民は震えながら死んだ。スクゥーマの過剰摂取を、私が一目見て分からないと思うか?スキーヴァー達が、口から泡を吹いている訳が分からないとでも?
お前を逮捕しなければな
それは大量のスクゥーマだ。疑っていたが、分別があるようでよかった。
さて、お前のことはどうしようか?他に何を隠している。
” 将校ロリンにスクゥーマを渡した。アズビ・ラとザバン・マーの処遇を聞くため、彼女と話す ”
お前をどう扱うべきだろう?これほどスクゥーマを所持していれば、何十年も投獄されることは確かだ
何を隠している?どこまで協力するつもりだ?
・クロスツリーの山賊がスクゥーマを奪おうとした
クロスツリーの山賊が島の周囲に現れた訳を説明してほしい。もし、さらに多くのスクゥーマが流通したら、直接製造するため農民達に近づくはず。目先の欲望によって、こうした状況を引き起こしかねない
・浜辺でこれを見つけた。何も悪いことはしていない
信じて良いが、まだ分からない
検査官タルマが<笑う月>大農園で、忙しくて幸運だったな。彼なら容赦はしない
で、私はどうなる?(私をどうするつもりだ?)
スクゥーマの袋で、お前は自由と協力への報酬を得た。
さて、譲ってくれるかな。カジートに用がある。
→兄弟捕縛
立て!クズめ!スクゥーマを醸造した報いだ!ミストラルへ徒歩の長旅だ。馬鹿な事は考えるなよ?
この者は理解した(ザバン・マー)
警戒を怠るな!朝には出発するように。
ミストラルへ向けて去っていく。
ザバン・マーが聞き訳がいいのがちょっと心苦しいが、最後までアズビ・ラに反省の色が見えない。
話を信じさせるために時間を稼いでいるのか?
好きにするといい。私はここにいる。一つ警告しておくが、私の耳は短剣のように鋭い。耳元に囁こうとしたら、証明してやろう
ザバン・マーと話す
父は死んで、このドミニオンの部外者が俺を牢獄に入れようとしている!
倉庫にスクゥーマの痕跡を発見したと言っているが、そんなことはありえない!
貝殻の下に埋められているものを見つけた
では、将校ロリンは倉庫で疑いを晴らすものは見つけられなかったんだな。ハッタリを掛けているのか
彼女には何と言う?
正しいことをするだけだ
正しいのは悲劇から立ち直らせてくれることだ、さらに苦しませることじゃない。
お願いだ、正しいことをしてくれ
→将校ロリンと話す
さあ、時間は十分にあったはずだ。スクゥーマはどこだ?
最後のチャンスだ。スクゥーマがどこにあるか言わなければ、後悔することになる
このカジートたちは父を亡くしたんだ。なぜ彼らを苦しめる?
そうだな、だが・・・尋問するのが私の仕事だ。おそらく、ムーンシュガーの匂いでスクゥーマの中毒を起こしたんだろう。スクゥーマがいつか根絶するといいが。
彼らはこのままにしておく
→兄弟助かる
ありがとう、スレンダル自身がお前の行動を賞賛するはずだ
スクゥーマを破壊するから渡してくれ。自分で始めたことは自分で片を付けたい。
スクゥーマをここに
ありがとう。すぐに破壊する。
残ったのは妹だけだ。お互いを許し合えるだろう。再建するなら必要なことだ。
以上、兄弟を告発しても、検査官に嘘をついて兄弟の再出発に期待しても、これでクエスト完了。
ESOから1000年後のスカイリムの世界でも、まだスクゥーマははびこっており中毒者のストーリーも出てくることから、完全なる撲滅というのは残念ながらできなかったようだ。
スカイリムより
リフテン水産につとめるアルゴニアンのウジータはスクゥーマ中毒を克服しないと会社をクビになってしまうというストーリー。
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